
どうも夫です。
このサイトでも“家計管理を徹底しましょう”とか“固定費の見直しをしましょう”ってよく書かせていただいていますが、そもそも家計においてそれぞれの費目が占める割合ってどのくらいが理想なのでしょうか。
今回からは“家計の黄金比率”について家庭構成ごとに4回に分けて書かせてもらいます。
NHK番組「あさイチ」で推奨された黄金比率
少し前になりますが、NHK番組「あさイチ」でもこのテーマを取り上げられていて、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんが“お金が貯まる家計”として細かく黄金比率を提示されていました。その時の黄金比率と手取り25万円の場合で計算した金額を下表に併記してみますね。
費目 | 比率 | 金額 |
---|---|---|
住居費 | 25% | 62,500円 |
食費 | 15% | 37,500円 |
水道光熱費 | 6% | 15,000円 |
通信費 | 5% | 12,500円 |
小遣い | 8% | 20,000円 |
預貯金 | 18% | 45,000円 |
生命保険料 | 4% | 10,000円 |
日用品 | 2% | 5,000円 |
医療費 | 1% | 2,500円 |
教育費 | 4% | 10,000円 |
交通費 | 2% | 5,000円 |
被服費 | 2% | 5,000円 |
交際費 | 2% | 5,000円 |
娯楽費 | 2% | 5,000円 |
嗜好品 | 1% | 2,500円 |
その他 | 3% | 7,500円 |
合計 | 100% | 250,000円 |
う~ん。費目が細かすぎて、ボクにはピンときません。。。
ということで、ボクなりの費目へまとめたものを考えてみました。
費目 | 比率 | 金額 |
---|---|---|
住居費 | 25% | 62,500円 |
食費 | 15% | 37,500円 |
水道光熱費 | 6% | 15,000円 |
通信費 | 5% | 12,500円 |
小遣い (交通、被服、交際、娯楽、嗜好) | 17% | 42,500円 |
預貯金 | 18% | 45,000円 |
生命保険料 | 4% | 10,000円 |
雑費(日用品、医療) | 3% | 7,500円 |
教育費 | 4% | 10,000円 |
その他 | 3% | 7,500円 |
合計 | 100% | 250,000円 |
ボクがよく使う費目に置き換えて、費目をまとめることでとても参考にしやすくなりました。パッと見てボクの直感としてはこう感じました。
◯ 小遣いが少なすぎる
◯ 保険料が少なすぎる
◯ 教育費が少なすぎる
◯ その他って何??
…すみません、横山先生。言いたい放題言わせていただきました(笑)
家族構成ごとの家計の黄金比率が大切
前述の黄金比率が決して間違っているわけではありません。この提示された黄金比率が情報として欠けているものがあるから、参考にしたくてもできないわけですね。
その“欠けている情報”というのは『家族構成』です。先ほどの黄金比率を独身の一人暮らし世帯に当てはめてみると、正に理想の家計配分になります。しかし、ボクが見てこの比率をダメだと感じてしまうのは、わが家が3人家族だからですね。
共働き子一人の3人家族でこの家計配分では現実的ではなく、上記のような批判的なコメントが出てきてしまうんです。
つまり、家計の黄金比率は“家族構成ごとに考えなくてはいけない”ということです。
そのことがわかったので、次の記事から家族構成別の黄金比率を紹介したいと思います。
※ 家族構成別 黄金比率はコチラ
『シングル世帯の黄金比率』 → 本記事がシングル世帯向けです
『DINKS(共働き子なし)世帯の家計黄金比率』
『子供一人・二人(小学生まで)共働き世帯の家計黄金比率』
『子供一人・二人(高校生まで)共働き世帯の家計黄金比率』


