10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

タグ:返済比率

c5f08d9b3d28817fab0c6940d01e012f_s

こんにちは☆のっち☆です。
マイナス金利の現在、住宅ローンは未曾有の低金利時代へ突入しています。低金利を利用すれば予算オーバーで買えなかったマイホームも上手に手に入れることが可能です。今回は高額住宅ローンの審査がギリギリ通った嬉しさからマイホームを衝動買いしてしまった赤坂さん(仮名)のお話です。

住宅ローン審査|返済比率とは?


僕は赤坂(仮名)。38歳、IT企業でマネージャーをしています。妻と子供2人の4人暮らし。今は都内の賃貸マンションに住んでいます。上の子が小学生になる前になんとかマイホームを手に入れたいんだけど、業界の慣例もあり転職を何度かしている関係でなかなか住宅ローンの審査が満額で通らない。銀行担当者からは「勤続1年未満だと難しいんですよね」って冷たい返事。あぁ、どうにかならないもんだろうか。。。
我が家の概要は以下。

38歳(正社員:勤続1年未満)
35歳(パート)
長男
4歳
長女
2歳


[収入]
600万円
70万円
児童手当
30万円
世帯収入
700万円


[ローン]
自動車
250万円(5万円/60回払)


[貯蓄]
貯金
200万円



僕が住宅ローンの審査に満額で通らないのは勤続が短いだけじゃなくて、“返済比率”っていうものが厳しいらしい。一般的には住宅ローン支払いが収入に対する30%までに抑えるものらしいだけど、MAXで35%まではいけるようで、僕の場合、年収600万円だから年間返済額は210万円になるらしい。先日の申込みは4800万円(金利2.0%)の申込みで年間返済額が190万くらいなのに、それがダメってどういうことだ??銀行担当者からは自動車ローンを精算してくれればなんとかなりそうって言うんだけど…

すべての借り入れが影響する


よく分からないから理解できるまで銀行担当者にしっかり聞いてみた。
銀行では返済比率をすべての借り入れを合算して計算しています。なので、赤坂さんの場合は自動車ローンで年間60万円、クレジットカード払いで現在10万円、携帯電話(2契約)で年間6万円が既に借り入れているので住宅ローンを組める年間返済額は134万円が限度なんです」

…んん!? 携帯電話も入るのかよ!
どちらにしても自動車ローンをなくさないと限度額を超えてしまっているようだけど、今の貯金は住宅購入時の諸費用分で残してあるから使えないし、自動車ローンの精算は厳しいな。。。

そんなこんなで、欲しかった物件も売れてしまった… 次のチャンスを狙おう。


マイナス金利導入で住宅ローン金利が超低金利に!


数カ月後、日本銀行の黒川総裁バズーカ第3弾でマイナス金利導入が決まった。銀行の貸し出しを促進するためって、これは我が家にとっては追い風じゃないのか…

数日後、金融機関が住宅ローン金利引き下げたと不動産業者から連絡が入った。
「赤坂さん、変動金利が0.5%になりました!これなら審査いけるかもしれません。住宅購入をまた検討してください!」

0.5%ってすごいな。その金利でシミュレーションすると年間返済額が150万円まで圧縮される。金利だけで年間40万円も違うのか… 150万円ってことは前回の計算で考えるとクレジットカード払いと携帯電話を精算してしまえば収まるな。よしっ!

ついにマイホーム購入


0.5%という超低金利を利用して、とうとう我が家もマイホームを手に入れることができた。希望よりも少し郊外だが駅近で駐車場も付いていて理想に近い一戸建て、ほぼ即決状態だった。購入価格も建売物件で完成済みだったから、粘ったら表示価格より200万円値下げしてくれて4600万円(税込)。仲介手数料と引越し費用、そして新居の家具代で貯金の200万円はすべて無くなってしまったが、4600万円の住宅ローンが組めたから無事にお金が足りて、長男の小学校入学前に居を構えることができた。いやぁ、マイナス金利のおかげだね。

39歳(正社員:勤続2年)
36歳(パート)
長男
5歳
長女
3歳


[収入]
600万円
70万円
児童手当
24万円
世帯収入
694万円


[ローン]
住宅ローン
4,600万円
(11.9万円/月、35年、0.5%変動金利)
自動車
250万円(5万円/60回払)


[貯蓄]
貯金
0万円



金利が劇的に下がったタイミングを上手く捕まえられた赤坂さん。無事に住宅購入できたようですが、組んだローンは“変動金利”です。完済までの35年の間、金利上昇局面はないのでしょうか??

中編へつづく



 クリックで応援お願いします!
 にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ

マイホーム 住居費 住宅ローン 家計破綻 老後破綻



どうも夫です。
以前『マイホーム購入者続出!そのきっかけは何?』で妻が書きましたが、最近ボクの周りでもマイホーム購入者が続々と増えてきました。恐らく、アラフォーは住宅購入のピーク世代だからなんだと思いますが、ボクが既購入者だからいろいろと相談的な話をしてくるんです。しかも、ほとんどの人が「えぇ、そんなプランで大丈夫?」っていうくらい“無理して買っている”状態なんですよね。
ということで、住宅購入が家計破綻への一本道にならないように注意喚起も含めて記事にさせていただきますね。

相談者はこんなプランでした


ボクが話を聞いて「えぇ!?」って言ってしまったプランはこんな感じでした。

世帯主年齢41歳(Aさん)
家族構成夫(Aさん)、妻(専業主婦)
子供2人(10歳、7歳)
世帯年収650万円
借入額4500万円
返済期間35年
借入金利変動金利0.57%(イオン銀行)
支払いプラン毎月81434円
ボーナス払い220896円
 ※2017年1月現在

いかがですか?この支払いプランいけると思います??
Aさんの今までの住居費は会社の借り上げ社宅に入居していて、自己負担額は毎月25000円でした。なので、マイホームを購入することで毎月56000円の持ち出し、さらにボーナスでは44万円も持ち出す計画です。年間では111万円を新たに拠出しなくてはいけないということですね。

銀行の審査回答


Aさんの審査申込みに対する銀行からの回答は4500万円でしたが、実際に申し込みをした金額は4800万円だったそうです。要するに、銀行からは減額回答だったということですね。Aさん以外にも話を聞かせてくれた同僚はいるんですが、他にも減額回答だった人もいます。これって、銀行の審査が厳しいのではなくて、申込者が相当な無理をしてしまっているということです。銀行としては健全な人にならいくらでも借りてもらいたいものですが、それをわざわざ減額にするという状況ですから、銀行がその人をどう見ているかって分かりますよね?

銀行はその人にこれ以上貸したら貸し倒れリスクが高まるから貸せないんです。要するに減額回答された満額を借りてしまうと、返済できなくなるギリギリのラインだということです。

さらに、Aさんは自動車ローンの清算クレジットカードの解約を条件として付けられたそうです。もう間違いなくギリギリ感満載ですね。。。

Aさんは完全アウトな事例


ハッキリ言わせていただきます。(直接は言えないけど…)
現状のままではマイホーム購入によってAさん家計は破綻します。

今回の住宅購入によって貯蓄500万円をすべて投入、完済時年齢が76歳、年間111万円の支出増。もうこれだけでアウトです。老後破綻へまっしぐらですね。

ただ、一つだけ回避方法があります。
それは、奥さんが働きに出ること。もうこれしかありません。
年収650万円という金額は毎月の手取り額は大体30万円くらいでしょうか。だとすると、住宅ローンで8万円、食費5万円、水道光熱費2万円、通信費2万円、子供の習い事2万円、夫婦小遣い4万円、保険5万円、服飾費2万円で30万円です。将来の教育費と老後資金のための貯金が一切できません。さらにボーナス払いも併用してしまっているので、ボーナスでの貯金も難しいわけですよね。もう八方塞がりです。
なので、奥さんが働くしかないということですね。



一度「マイホームが欲しい!」と思うと、その気持をなかなか抑えられないものです。実際にボクは止められませんでしたし、未だに「欲しい!」と思うと見に行ってしまいますからね。でも、今ボクが住宅の買い替えを思い止まれるのは“定年後も続く住宅ローン”があまりにも恐ろしいからです。年金も当てにできない現代で定年後も住宅ローンがあると思っただけでゾッとしてしまいます。ましてやいつ潰れるかわからない会社の退職金なんて当てにして貰えなかったときには…なんて考えると恐ろしい限りです。
目安とされている住宅ローンの返済比率25%以内に抑えるだけでは家計によっては相当厳しい状況になりますから、よくよく考えて購入してくださいね。



 クリックで応援お願いします!
 にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ

このページのトップヘ