10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

タグ:破綻

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こんにちは☆のっち☆です。
シングルインカムの家庭から見ると収入面では羨ましい共働き家庭。今回は共働きなのにいろいろな意味で破綻した家庭をご紹介しようと思います。その家庭は近所のT家。T家が破綻していくまでのことを知人から聞いた話も混ぜて、知っている限り書いていきたいと思います。

T家との出会い


我が家とT家さんとの出会いは、かれこれ10数年前。子供が生まれ近所の公園で遊んでいたところにTさんも遊びに来ていたことからお付き合いが始まりました。
子供の歳も近く、親同士も年代が近いのでご近所ということもありよく話をするママ友になりました。お住いは同じ地区でT家はすでに2軒目の購入。駐車場や近隣とのトラブルもあって最初に買った都内のマンションを売りに出し、近所の分譲を購入されたそうです。
自動車についても「営業車」を自宅に「自家用車」を月極駐車場に止めて贅沢そのもの。当時の私から見ればそれはもう羨ましい限りでした。

当時の家族構成と所有車輌は以下の通りです。

家族T家☆のっち☆家
30代後半(正社員)20代後半(正社員)
30代後半(契約社員)20代後半(正社員)
第一子5歳(男)0歳
第二子2歳(男)
マイカー国産車+営業車営業車


T家自家用車 買い替え


3年後、ある日突然T家自家用車が「Audi」に変わりました。財政難真っ只中だった我が家にとっては驚きで「どんだけ稼げばあんな裕福な生活ができるんだろう…」ってよく夫婦で話していたことを覚えています。
さらに一家揃ってアウトドア派で夏は“海”冬は“スノーボード”とインドア派の我が家とは本当に正反対の優雅な暮らしぶり。一家での海外旅行も頻繁に行ってました。

そんな豪盛な生活はそれからも続きます。3年後に自家用車を乗り換え「メルセデス・ベンツ」。そして、またまた3年後…今度は「BMW」。。。 本当にどこからこのお金は出てくるのか不思議で不思議で…

同じ地区に不動産を買ったにもかかわらず、この自家用車の買い替えを見ているだけでも純粋に年収は我が家の2倍はあるんだと思い込んでしまうほどでした。

出会ってから6年後の家族構成と所有車輌

家族T家☆のっち☆家
40代前半(正社員)30代前半(正社員)
40代前半(契約社員)30代前半(契約社員)
第一子11歳(男) 6歳
第二子8歳(男)
マイカーメルセデス・ベンツ+営業車国産ミニバン


そんなT家がこのあと明らかに破綻の道を辿っていくとはこの時は思いもしませんでした…

後編へつづく



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前半からつづく

最初の変調は“家族ゲンカ”


みんなが羨むTさん家族。今思えば、やっぱり無理をしていたんだなと思います。。。
以下はT家隣りに住む共通の知人からの情報です。

知人がT家の変調に気づき始めたのは“家族ゲンカ”でした。
T家は夫婦共働きで、早く帰ってくる奥さんも18時くらいの帰宅でした。なので、小学生の子供達はまさに『カギっ子』。15時過ぎに帰ってくると、友達を家に呼んで“ドッタンバッタン”大はしゃぎ。うるささのあまり知人は家にいられないほどだったようです。 …なのに、いざ奥さんが帰ってくる頃には静かにいい子を演じるそうです。T家子供達の親に対する“いい子”ぶりは末恐ろしさを感じるほどのようでした。
そして、奥さんは帰ってくるなり毎日のように子供達を怒鳴り散らしていたそうです。子供への「しつけ」というより、仕事で溜まったストレスを子供で発散しているかのように…

そんな毎日がしばらく続いたある日、今度は“兄弟ゲンカ”。お兄ちゃんが弟に向かって怒鳴り散らします。『オラ~!てめぇ、殺すぞ!こらぁ!!』。弟は堪らず家を飛び出し、自転車を全速力でこいで逃げ出します。一人になった家でお兄ちゃんは『うおぉぉぉぉぉぉーーーーー!!』(笑)。知人は「本気でどこかに通報しようかと思ったよ」と嘆いてました。

その後は戦慄を感じる毎日


あのT家の変調を初めて感じてからの3年間。近所では本当に噂になるほど有名な家族になられました。最初は子供達への奥さんの叱責から始まり、その後は異常な兄弟ゲンカ。そして、最終形はご主人。
ピーピーピーっと帰宅したご主人が車庫入れする音が聞こえ、エンジン停止。ピピッとドアロックする音。ガチャ…バタンと玄関が開き、そして閉まる音。。。その直後から始まる

『おうおうおう!お前ら何やってんだよ!ひとつもできてねぇーじゃねーかよー!お前、昨日約束したじゃねーか!…チッ!あー、もういーや。お前頭丸めてこい!』

いやぁ、純粋に家庭が壊れています。もうそんな表現でしか表せないほどの家庭環境です。ある意味T家の話は近所では年中話題になるし、笑い話とともに流行りの「虐待」じゃないかと心配するほどでした。

そんなT家は現在どんな家庭環境になっているのでしょうか…

T家の“いま”


いくらお金があっても家庭が崩壊してしまうのではまったく意味がありません。ほどほどのお金と幸せに満ち溢れた家庭があってこその人生。我が家から見ると家庭としての大前提が崩壊しているT家のお財布事情はどうだったのでしょうか。

前回、両家の環境比較をしてから5年後(出会ってから11年目)の“いま”。こうなりました。。。

家族T家☆のっち☆家
50代前半(正社員)40代前半(正社員)
50代前半(契約社員)40代前半(契約社員)
第一子16歳(男) 11歳
第二子13歳(男)
マイカーBMW輸入車


上記の表では家計の苦しさは感じられません。でも、実体はこうでした。

家族T家☆のっち☆家
50代前半(正社員)40代前半(正社員)
50代前半(契約社員)40代前半(契約社員)
第一子16歳(男:私立高校) 11歳(男:公立小学)
第二子13歳(男:公立中学)
マイカーBMW:リース5万円/月輸入車:現金一括
住宅ローン残24年、毎月14万円残20年、毎月10万円
貯蓄額数百万円(推定)1,300万円



あれだけ優雅な生活を送っていたT家。共通の近所の友人経由で耳にした状況で比較すると実体は我が家よりも苦しい状況でした。しかも子供がすでに高校進学していて人生で3回しかない貯蓄時期の2回分はすでに過ぎてしまっています。今後T家には教育費の荒波に揉まれる大変な時期、大丈夫なのでしょうか?

原因とT家の今後


T家がこんな状況になってしまった原因は明白ですね。そう、貯蓄するべきときに贅沢をしまくったことです。現在の「住宅ローン」と「車輌費」だけを我が家と比較しても毎月9万円違っています。さらに一度上げてしまった生活水準はなかなか下げられないもので、おそらく毎月の生活費は我が家より上。これも推測ですが収入は我が家のほうが上なので、おそらく貯蓄はできず毎月黒字にするのが精一杯な状況なのではないでしょうか。

そんなT家の今後はまず、自家用車は「BMW → 国産中古車」をするようです。なぜ分かるかというと、T家に国産ディーラーのジャンパーを着た営業マンが“納車日”とか“車庫証明”とかの話を玄関先で大きな声でしていたそうですから。。。 また、第二子には公立高校を必須条件と言い聞かせているようです。これもママ友経由の情報です。これだけの状況証拠だけでも、T家は今、必死になって家計防衛策を練っているようですね。もっと早く、10年前からしっかり計画的にライフプランを考えた家計計画を作られていたならこんな事にはならなかったことでしょう。

あれほどたくさんあったアウトドア用品はT家には一切見当たらなくなりました。また、奥さんの帰りは毎日21時頃。そして、ご主人も平日だけでなく土日もほとんど見かけなくなってしまいました。T家が売り出される日もそう遠くはないかもしれませんね。



いかがでしたでしょうか。
ライフプランにおける貯蓄時期。このタイミングをしっかり把握しているか否かでこれほど違いが出てしまいます。みなさんはTさんを反面教師にしっかりと貯蓄計画を進行させましょう!




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こんにちは☆のっち☆です。
マイナス金利の現在、住宅ローンは未曾有の低金利時代へ突入しています。低金利を利用すれば予算オーバーで買えなかったマイホームも上手に手に入れることが可能です。今回は高額住宅ローンの審査がギリギリ通った嬉しさからマイホームを衝動買いしてしまった赤坂さん(仮名)のお話です。

住宅ローン審査|返済比率とは?


僕は赤坂(仮名)。38歳、IT企業でマネージャーをしています。妻と子供2人の4人暮らし。今は都内の賃貸マンションに住んでいます。上の子が小学生になる前になんとかマイホームを手に入れたいんだけど、業界の慣例もあり転職を何度かしている関係でなかなか住宅ローンの審査が満額で通らない。銀行担当者からは「勤続1年未満だと難しいんですよね」って冷たい返事。あぁ、どうにかならないもんだろうか。。。
我が家の概要は以下。

38歳(正社員:勤続1年未満)
35歳(パート)
長男
4歳
長女
2歳


[収入]
600万円
70万円
児童手当
30万円
世帯収入
700万円


[ローン]
自動車
250万円(5万円/60回払)


[貯蓄]
貯金
200万円



僕が住宅ローンの審査に満額で通らないのは勤続が短いだけじゃなくて、“返済比率”っていうものが厳しいらしい。一般的には住宅ローン支払いが収入に対する30%までに抑えるものらしいだけど、MAXで35%まではいけるようで、僕の場合、年収600万円だから年間返済額は210万円になるらしい。先日の申込みは4800万円(金利2.0%)の申込みで年間返済額が190万くらいなのに、それがダメってどういうことだ??銀行担当者からは自動車ローンを精算してくれればなんとかなりそうって言うんだけど…

すべての借り入れが影響する


よく分からないから理解できるまで銀行担当者にしっかり聞いてみた。
銀行では返済比率をすべての借り入れを合算して計算しています。なので、赤坂さんの場合は自動車ローンで年間60万円、クレジットカード払いで現在10万円、携帯電話(2契約)で年間6万円が既に借り入れているので住宅ローンを組める年間返済額は134万円が限度なんです」

…んん!? 携帯電話も入るのかよ!
どちらにしても自動車ローンをなくさないと限度額を超えてしまっているようだけど、今の貯金は住宅購入時の諸費用分で残してあるから使えないし、自動車ローンの精算は厳しいな。。。

そんなこんなで、欲しかった物件も売れてしまった… 次のチャンスを狙おう。


マイナス金利導入で住宅ローン金利が超低金利に!


数カ月後、日本銀行の黒川総裁バズーカ第3弾でマイナス金利導入が決まった。銀行の貸し出しを促進するためって、これは我が家にとっては追い風じゃないのか…

数日後、金融機関が住宅ローン金利引き下げたと不動産業者から連絡が入った。
「赤坂さん、変動金利が0.5%になりました!これなら審査いけるかもしれません。住宅購入をまた検討してください!」

0.5%ってすごいな。その金利でシミュレーションすると年間返済額が150万円まで圧縮される。金利だけで年間40万円も違うのか… 150万円ってことは前回の計算で考えるとクレジットカード払いと携帯電話を精算してしまえば収まるな。よしっ!

ついにマイホーム購入


0.5%という超低金利を利用して、とうとう我が家もマイホームを手に入れることができた。希望よりも少し郊外だが駅近で駐車場も付いていて理想に近い一戸建て、ほぼ即決状態だった。購入価格も建売物件で完成済みだったから、粘ったら表示価格より200万円値下げしてくれて4600万円(税込)。仲介手数料と引越し費用、そして新居の家具代で貯金の200万円はすべて無くなってしまったが、4600万円の住宅ローンが組めたから無事にお金が足りて、長男の小学校入学前に居を構えることができた。いやぁ、マイナス金利のおかげだね。

39歳(正社員:勤続2年)
36歳(パート)
長男
5歳
長女
3歳


[収入]
600万円
70万円
児童手当
24万円
世帯収入
694万円


[ローン]
住宅ローン
4,600万円
(11.9万円/月、35年、0.5%変動金利)
自動車
250万円(5万円/60回払)


[貯蓄]
貯金
0万円



金利が劇的に下がったタイミングを上手く捕まえられた赤坂さん。無事に住宅購入できたようですが、組んだローンは“変動金利”です。完済までの35年の間、金利上昇局面はないのでしょうか??

中編へつづく



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