
(前編からのつづき)
結婚する時に夫婦合わせて1800万円も持っていたF家。すごいですよね。わが家なんて結婚時に二人共貯蓄ゼロで半年かけて慌てて挙式資金を貯めたんですから、スタートからして大違いですね。現在のF家はどうなるんでしょうか、早速、現在を見ていきましょう。
子供三人の教育費準備を始める
結婚して1年後(29歳)に一人目。3年目(31歳)に二人目。6年目(34歳)に三人目と3人も子宝に恵まれました。私も専業主婦だし、お互いの実家も近いから何かあると両親が手伝いに来てくれるんです。毎日賑やかで大変だけれども、昔から子供が好きだったし3人も子供がいるなんで本当に幸せですね。夫も休日は趣味の釣りに上の子を連れて行ってくれて、いろいろと遊ばせてくれるので助かります。
まぁ、子育ては大変だし、何よりもお金が心配ですよね。なので、わが家では一人300万円の学資保険に加入しています。万が一、夫に何かあっても子供だけは守らないといけませんからね。学資保険料は年間45万円ですが、ボーナスをそのまま保険の支払いにあてていますから、日々の生活は特に影響なしです。それと、児童手当を貰えているんですがそれはそのまま貯金へ回しています。児童手当を貰い始めからずっと貯金しておくと全部で200万円くらいになるらしいですからね。学資保険の300万円と児童手当の200万円で一人500万円の教育費を準備することを目標にすればちょっと安心できるのかなって思っています。
今の家計内訳はこんな感じです。
[収入]
夫(42歳) | 23万円(ボーナス手取り50万円) |
---|---|
妻(35歳) | 0万円 |
[支出]
住居費 | 15000円 |
---|---|
水道光熱費 | 20000円 |
食費 | 40000円 |
被服費 | 10000円 |
雑費 | 5000円 |
通信費 | 10000円 |
ガソリン代 | 10000円 |
保険代 | 10000円 |
夫小遣い | 20000円 |
妻小遣い | 10000円 |
合計 | 150000円 |
---|
[貯金]
毎月 | 8万円 |
---|
ファイナンシャルプランナーも太鼓判の家計なんだそうです
ママ友にFP(ファイナンシャルプランナー)の人がいるんです。先日、お話をしていたら「一回、診断してあげようか」なんて言われたんで、知り合いなんでちょっと躊躇してしまいましたがこんな機会はめったにないなと思ってお願いしてみることにしたんです。
すると、「貯蓄割合も35%くらいできているから家計は健全だね」って言われたんです。やっぱり専門の人に診てもらって大丈夫って言われると本当に安心できますよね。これからも現状維持を頑張りたいと思います。
ただ、「会社の借り上げ社宅制度はいつまで継続されるの?」って質問されたんで「えっ!?ずっとじゃないかな」って答えたら、「万が一、社宅制度が廃止もしくは改悪されたら一気に家計破綻しちゃうから気をつけてね」って言われてゾッとしちゃいました。怖いんで夫にそれとなく会社方針を確認するように伝えて終わらせちゃったんですけどね。
倹約F家の貯蓄額
結婚当初に夫婦二人で1800万円も貯金があったわが家ですが、現在どのくらい貯まっているかと言うと2300万円です。この7年間で500万円を上乗せできた計算になります。その7年間には子供3人の出産や小学校入学などいろいろなイベントもあったので500万円も貯められたことは良くやった方だと思っちゃいますね。
夫の1500万円と私の300万円、そして夫婦二人の500万円。世間では年収600万円とか1000万円とか高収入のお仕事が溢れているのに、年収400万円と金額が低い夫だけの収入でここまで頑張れているんだから“幸せ”の一言ですね。
--------------
42歳で年収400万円と決して高収入ではないF家ですが、お金を必要としない生活スタイルがベースとなって非常に健全な家計が構築できているようです。子供3人と子沢山のF家は人生の三大支出である住居費、教育費、老後費用をこのまま乗り越えていけるのでしょうか。
(後編へつづく)


