10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

タグ:住居費

家計破綻 賃貸 老後


こんにちは☆のっち☆です。
人生における三大支出である“住居費”“教育費”“老後資金”。そのうちの住居費については、家庭ごとのライフスタイルや考え方によって“持ち家派”と“賃貸派”が存在しますね。夫が書いた記事『あなたはどっち?“持ち家派”or“賃貸派”』でも、どちらにもメリット・デメリットがあって優劣つけがたいものでした。

以前お伝えした『無理な住宅ローンで家計破綻… 赤坂さんの話』では“持ち家派”になって苦しむ赤坂さんのお話をしましたが、今回は“賃貸派”である五島さんが老後に破綻してしまうお話です。

気がつくと賃貸派になっていた


僕の名前は五島(仮名)。50歳。妻と子供1人の3人暮らし。都内まで電車で30分のところで賃貸マンションに住んでいます。休日はマイカーで趣味のゴルフに出かけるから、自動車は必需品なんだよね。駐車場込みの家賃は15万円。駅から徒歩6分で2LDKだから、それなりの金額かな。

マイホームを持とうと思っても、最近近所で売り出している戸建て物件は4000万円、マンションに至っては5000万円台のものもある。今から住宅ローンを組むとこれらの物件を買ったと想定しても16万円~20万円の支払いになるから、この歳まで賃貸で過ごしてきて今更ローンを組んで家を買うのも厳しいと思うんだ。買うならもっと若い時に決断するべきだったけど、最近になるまで家を買おうなんて思わなかったんだよね。今となっては長女の教育費も日に日に大きくなってきていて、貯金すらできていないし…

[家族構成]
50歳(正社員)
50歳(パート)
長女
16歳(高校2年生)
マイカー
新車

[収入]
手取り35万円
手取り8万円

[支出]
家賃
15万円
水道光熱費
2万円
食費・外食費
6万円
通信費・雑費
3万円
長女予備校代
5万円
小遣い(夫)
4万円
保険(生保、学資)
5万円
自動車ローン
3万円
貯金
0万円

[貯蓄]
貯金
700万円


無事に子育て終了


あれから5年。今年で娘も大学を卒業して独立する。僕ら夫婦も子育てを卒業だ。大学の教育費は受験費用30万円、入学金120万円、授業料(3年分)270万円、その他20万円で総額440万円ってとこだったかな。我が家で加入していた学資保険は300万円だったから150万円くらい持ちだしたが、それで済んだからある意味良かったのかもしれない。
しかし、僕が勤める会社は55歳で役職定年となり700万円あった年収が600万までガクッと落ちてしまう。まぁ、子育ても終わったからなんとかなるのかな。。。

[家族構成]
55歳(正社員)
55歳(パート)
長女
21歳(大学4年生)
マイカー
5年落ち

[収入]
手取り28万円
手取り8万円

[支出]
家賃
15万円
水道光熱費
2万円
食費・外食費
6万円
通信費・雑費
3万円
小遣い(夫)
4万円
保険(生保)
4万円
貯金
2万円

[貯蓄]
貯金
550万円


いよいよ定年を迎える


さらに5年が経った。僕もいよいよ定年だ。退職金は600万円。僕は転職して今の会社に来たから退職金もちょっと少ないんだよね。ただ、貰えるだけいいかなと思うのと雇用延長で65歳までお世話になるから大人しく勤めようと思う。
しかし、妻も60歳になるとパートで働けなくなるし、僕の収入も手取りで20万円。年金が貰えるようになる65歳までの5年をなんとか耐え忍ばなくては… 娘も2万円を家へ入れてくれるから本当に助かる。妻が60歳までパート勤務を頑張ってくれたおかげで貯蓄も1200万円あるけれど、収入が一気に落ちたから家計を見直さないと年金受給までに貯金が尽きてしまいそうだ

[家族構成]
60歳(嘱託社員)
60歳(専業主婦)
長女
26歳(OL)
マイカー
10年落ち

[収入]
手取り20万円
手取り0万円
長女
食費2万円

[支出]
家賃
15万円
水道光熱費
2万円
食費・外食費
6万円
通信費・雑費
2万円
小遣い(夫)
4万円
保険(生保)
2万円
貯金
▲9万円

[貯蓄]
貯金
1200万円




しっかりと娘さんを育て上げた五島さん。世間で言われている3000万円までには届かなかったものの定年時に貯蓄1200万円を作ることができました。このゴールは結果としてどうだったのでしょうか。。。
住居費が家計に占める割合が高まってきていることが気になるところです…


後編へつづく




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こんにちは☆のっち☆です。
マイナス金利の現在、住宅ローンは未曾有の低金利時代へ突入しています。低金利を利用すれば予算オーバーで買えなかったマイホームも上手に手に入れることが可能です。今回は高額住宅ローンの審査がギリギリ通った嬉しさからマイホームを衝動買いしてしまった赤坂さん(仮名)のお話です。

住宅ローン審査|返済比率とは?


僕は赤坂(仮名)。38歳、IT企業でマネージャーをしています。妻と子供2人の4人暮らし。今は都内の賃貸マンションに住んでいます。上の子が小学生になる前になんとかマイホームを手に入れたいんだけど、業界の慣例もあり転職を何度かしている関係でなかなか住宅ローンの審査が満額で通らない。銀行担当者からは「勤続1年未満だと難しいんですよね」って冷たい返事。あぁ、どうにかならないもんだろうか。。。
我が家の概要は以下。

38歳(正社員:勤続1年未満)
35歳(パート)
長男
4歳
長女
2歳


[収入]
600万円
70万円
児童手当
30万円
世帯収入
700万円


[ローン]
自動車
250万円(5万円/60回払)


[貯蓄]
貯金
200万円



僕が住宅ローンの審査に満額で通らないのは勤続が短いだけじゃなくて、“返済比率”っていうものが厳しいらしい。一般的には住宅ローン支払いが収入に対する30%までに抑えるものらしいだけど、MAXで35%まではいけるようで、僕の場合、年収600万円だから年間返済額は210万円になるらしい。先日の申込みは4800万円(金利2.0%)の申込みで年間返済額が190万くらいなのに、それがダメってどういうことだ??銀行担当者からは自動車ローンを精算してくれればなんとかなりそうって言うんだけど…

すべての借り入れが影響する


よく分からないから理解できるまで銀行担当者にしっかり聞いてみた。
銀行では返済比率をすべての借り入れを合算して計算しています。なので、赤坂さんの場合は自動車ローンで年間60万円、クレジットカード払いで現在10万円、携帯電話(2契約)で年間6万円が既に借り入れているので住宅ローンを組める年間返済額は134万円が限度なんです」

…んん!? 携帯電話も入るのかよ!
どちらにしても自動車ローンをなくさないと限度額を超えてしまっているようだけど、今の貯金は住宅購入時の諸費用分で残してあるから使えないし、自動車ローンの精算は厳しいな。。。

そんなこんなで、欲しかった物件も売れてしまった… 次のチャンスを狙おう。


マイナス金利導入で住宅ローン金利が超低金利に!


数カ月後、日本銀行の黒川総裁バズーカ第3弾でマイナス金利導入が決まった。銀行の貸し出しを促進するためって、これは我が家にとっては追い風じゃないのか…

数日後、金融機関が住宅ローン金利引き下げたと不動産業者から連絡が入った。
「赤坂さん、変動金利が0.5%になりました!これなら審査いけるかもしれません。住宅購入をまた検討してください!」

0.5%ってすごいな。その金利でシミュレーションすると年間返済額が150万円まで圧縮される。金利だけで年間40万円も違うのか… 150万円ってことは前回の計算で考えるとクレジットカード払いと携帯電話を精算してしまえば収まるな。よしっ!

ついにマイホーム購入


0.5%という超低金利を利用して、とうとう我が家もマイホームを手に入れることができた。希望よりも少し郊外だが駅近で駐車場も付いていて理想に近い一戸建て、ほぼ即決状態だった。購入価格も建売物件で完成済みだったから、粘ったら表示価格より200万円値下げしてくれて4600万円(税込)。仲介手数料と引越し費用、そして新居の家具代で貯金の200万円はすべて無くなってしまったが、4600万円の住宅ローンが組めたから無事にお金が足りて、長男の小学校入学前に居を構えることができた。いやぁ、マイナス金利のおかげだね。

39歳(正社員:勤続2年)
36歳(パート)
長男
5歳
長女
3歳


[収入]
600万円
70万円
児童手当
24万円
世帯収入
694万円


[ローン]
住宅ローン
4,600万円
(11.9万円/月、35年、0.5%変動金利)
自動車
250万円(5万円/60回払)


[貯蓄]
貯金
0万円



金利が劇的に下がったタイミングを上手く捕まえられた赤坂さん。無事に住宅購入できたようですが、組んだローンは“変動金利”です。完済までの35年の間、金利上昇局面はないのでしょうか??

中編へつづく



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前編からのつづき

変動金利の利率見直しが発生


夢のマイホームを手に入れて早5年。子供も小学5年生と3年生。僕自身もこの土地が地元だという感覚が身についてきて、すごく住みやすくなってきた。自動車ローンも完済して5年前よりも給料も多少上がったから、少しずつ生活のリズムが落ち着いてきたな。

44歳(正社員:勤続7年)
41歳(パート)
長男
10歳
長女
8歳


[収入]
650万円
50万円
児童手当
24万円
世帯収入
724万円


[ローン]
住宅ローン
4,600万円
(11.9万円/月、30年、0.5%変動金利)


[貯蓄]
貯金
300万円



そんな中、日銀のマイナス金利が解除された。景気が上振れして海外環境も好転したからだそうだ。いよいよ日本も景気回復期に突入するのかな。。。

そう気を抜いていた矢先、銀行から変動金利を0.8%へ見直しすると連絡があった。
えぇ!引き上げするの早くない?? …でも、0.3%くらいなら平気かな。シミュレーションしてみると…

119,000円 → 125,000円

思っていた以上に意外と大きいんだね。毎月6,000円もアップ…

金利上昇が止まらない


あれから3年。最初の利率見直しから半年おきに毎回金利上昇している。今回で何回目なのだろうか… 今回の見直しで1.6%になる。少しずつ上がっているからなんとか払えてはいるけど、家計的にも厳しくなってきたぞ。

1.6% 143,000円

最初の0.5%の時からすでに月額24,000円も上がっている。年間にすると約30万円。住宅ローンだけで170万円の支払いだ。子供達も大きくなって、教育費が負担になってきた。あと5年もすれば大学受験が始まる。なんとか生活を切り詰めて捻出しなくては…

47歳(正社員:勤続10年)
44歳(パート)
長男
13歳
長女
11歳


[収入]
660万円
80万円
児童手当
24万円
世帯収入
764万円


[ローン]
住宅ローン
3,600万円
(14.3万円/月、27年、1.6%変動金利)


[貯蓄]
貯金
500万円


教育費と住居費のダブルパンチ


あれから5年、この家を買ってから13年が経った。いよいよ長男が大学受験を迎える。
勤務先は競争力が低下して業績が上がらず、もちろん給料も上がらない。この歳で転職なんてできないし、技術力ではすでに若い奴には敵わない。さらに、住宅ローンの利率引き上げが止まらず、生活を切り詰めて捻出してもすべてローン返済に持っていかれる。自動車も14年落ちでボロボロだけど、買い換えるなんてとんでもない。
とうとう住宅ローンの利率は2.0%まで上がった。。。

52歳(正社員:勤続15年)
49歳(パート)
長男
18歳(高校3年)
長女
16歳(高校1年)


[収入]
650万円
100万円
世帯収入
750万円


[ローン]
住宅ローン
3,100万円
(15.2万円/月、22年、2.0%変動金利)


[貯蓄]
貯金
600万円



景気が回復期に入ると長期金利が上昇、それに伴って住宅ローン金利も上昇します。赤坂さんは38歳時に35年で住宅ローンを組んでいます。純粋な完済年齢は74歳。残り22年間を無事に払い続けることができるのでしょうか。


後編へつづく



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