10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

タグ:アラフォー

就職活動 派遣社員


こんにちは☆のっち☆です。
みなさんは働いている人の40%以上がパートや派遣社員といった非正規雇用者だということをご存知でしょうか。結婚後、勤めていた企業を退職し派遣社員やパートで働いている方も多いと思いますが、今回は独身アラフォー男子で派遣社員歴20年のいしかわ君(仮名)のお話をさせていただきます。
いしかわ君を含め、現在のアラフォー世代はいわゆる“ロスト・ジェネレーション”と呼ばれた世代。バブル崩壊後の就職氷河期に就職活動に励んだ世代で、多くの若者が少ない内定枠を競って就活し、そして失敗していきました。
彼もそんな一人。彼の仕事についての考え方と懐事情を中心にお話しますね。

正社員として採用されない…


僕は昨年11月から資料請求を始め、年明け以降は会社説明会に30社以上参加、筆記試験や一次面接も多く受けてきたが、未だに内定の一つも獲得できないでいる。大学生活も残り半年を切ってしまったが就職先が決まらない… 今流行の就職浪人という選択も考えたけれど、これ以上、両親に学費を負担させるのは申し訳無さ過ぎる。残る期間でなんとか就職先を見つけたいと思っている。

1月。この時期になると正社員の募集枠を見かけなくなってしまった。。。いよいよヤバイな。現時点では、正社員を募集している企業規模がますます小さくなるし、派遣や契約社員の募集が目立つようになってきた。同級生の女友達はどうせ正社員枠がないんだからと派遣社員の道へさっさと進み、春からの派遣先企業が決まって派遣OLとしての道を確立している。僕もなんとか正社員でと思っていたが、そんな意地を張ることで無職になるのもいけないから契約社員での雇用で1社の内定を取り付けた。なんとか、4月からの行き先が決まった。。。

契約社員として社会人スタート


ようやく入社できた企業は日本人ならみんな知っている大手生命保険会社。職種は生命保険外交員。「生命保険会社はやめといたほうがいいよ」って大学時代の友人が口を揃えて言うけれど、仕事が無いよりは断然いい。どんな仕事だって大変なんだ、歯を食いしばって成果を残せたら社員登用制度もあるから、社員になれるように頑張ればいいだけさ。

入社して3ヶ月間は研修もあるため給料が保証されている。とはいっても、20万円ももらえないから高くはないけどね。正社員で就職できた友人は固定給で20万円、その他の手当も付いて新卒ながら23万円くらいの給料らしい。なんなのだろう、この差は!?

会社の同期はみんな正社員での就職ができなかった奴等ばかり。こんなに不景気なのに何百人も採用しているんだよな、この会社。さすが日本を代表する生命保険会社だ。良い会社に入れてよかったよ。よし!なんとか正社員になれるように必死に頑張るぞ!

試用期間終了


入社して3ヶ月が経った。いよいよ成果報酬型の給料に移行する。まさに実力主義。今までの日本の年功序列制度は嫌いなんだよね。仕事できないくせに年取ってるだけで偉そうにしているオヤジが多いらしいからね。僕は昔から人当たりは良いって言われているから営業職向きなんだと自負しているんだ。早速、テレアポして契約をガンガン取りまくるぞ!


……… おかしい。アポがまったく取れない。。。
研修じゃあこんなに難しいなんて言ってなかったのに。ちくしょう!今月は3件成約しないといけないのに。



生命保険会社の外交員に契約社員として就職した、いしかわ君。いよいよ仕事の大変さを実感しているようです。“不景気なのに大量採用”というのが気になりますが、成果を残して正社員の道を切り開いてもらいたいものですね。また、給料面は手取り13万円ほどではあるものの実家住まいのため生活には困っていないようです。彼は無事、社員としての道が開かれるのでしょうか。


中編へつづく




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雇用 家計管理 資産形成


中編からのつづき


新たな派遣先へ


正社員雇用を求めて斡旋会社へ行ったときに担当者から言われたことが僕の中でとてもショックだった。「あなたは労働力として市場価値がありません」と言われた気がしてしまった。たしかに僕はこれまで何も問題意識を持たずただただ時間を過ごしてきてしまった。

そんな中、派遣先の工場が減産となり派遣契約が打ち切られた。派遣社員は3ヶ月とか6ヶ月とかの単位で契約を更新していくので人員整理のタイミングが合ってしまうとドライに契約解除になってしまう。想定外に職を失ってしまったぞ。腰を据えて転職活動するほどの経済的余裕は全くない。派遣会社には急いで次の派遣先を探してもらうことにした。

派遣社員として工場勤務がつづく


数カ月後、またも工場勤務の派遣先との契約が完了した。文系の大学を卒業したのに仕事は工場勤務。大学を卒業する意味ってあったのだろうか…

そして、3年後。法律に則り契約解除。そして、またも工場勤務の派遣社員。。。

僕はいつまでこんな生活を続けることになるのだろうか。年齢も33歳になってしまっている。独身、実家住まい、年収300万円。少し前までは彼女もいたけれどこんな仕事ばかりしているから愛想を尽かされフラれてしまった。さすがに将来が不安になってきてしまったよ。実家住まいで生活費も大して必要じゃないから貯金は300万円くらいは作れているんだけどね。

アラフォー派遣社員


あれから何社を転々としてきたのだろうか… 今年で僕も40歳になる。正社員で働いてきてキャリアを積んできた人でも転職が厳しくなる年齢だ。なのに、年金が貰えるまでは残り25年もある。最近では両親も随分老けこんできて、病気がちになってきてしまった。親に孫すら見せてあげられない、安定した仕事をして安心させてあげられるわけでもない。本当に情けなくなってしまう。

正社員で就職もできないのであれば「起業」という方法もあるが、自分で仕事を始めるような事業案も資金も能力もない。せめて社員登用制度のある契約社員にでもなれないものだろうか…

時代は人材不足。求人市場は売り手市場


4月。現在の派遣先に20人の新入社員が入社してきた。約20年前の僕らの時代はあれほど大変だったのに、最近の学生は4社くらいから内定を貰えるらしい。なんなんだよ、この違いは…

人材不足で売り手市場といえども、40歳を過ぎた僕らのような労働力は求められていない。そもそも求人すらないし、あったとしても経営者レベルの募集。僕はこれからどうすればいいのだろうか… 一生、派遣社員でいられるわけでもないだろうし…
ましてや、派遣期間は3年と決められているから3年毎に雇用の危機を感じる。昇給も見込めない雇用形態で退職金もない。将来を考えると不安しか覚えないからか、いつからか将来を考えなくなってしまっている。結婚なんてとんでもないな。

仕事は巡りあわせ。こんなことって…


今の派遣先にはあと半年で3年になる。今まで派遣された企業の中でも随分環境が良い。上司が人格者であることもあって全職員の人間関係は最高だ。若手の正社員達も雇用形態に関係なく僕が年長だからと慕ってくれる。こんな素晴らしい企業に正社員でいられたら、仕事に集中もできるんだろうなぁ。。。

そんなある日。上司から呼ばれた… 「はぁ、また契約解除の話か…」
肩を落として会議室に入り席につくと「いしかわ君はうちの仕事をどう感じているの?」という質問から始まった。

「仕事は単調ではありますが会社の方針が派遣社員である僕にも伝わってきて目的意識を持って働くことができています。残った期間があと僅かですが、その間は精一杯働かせていただきます」

『いしかわ君はうちの若い奴らにも慕われていてチームを団結させてくれるから、私も楽をさせてもらっているよ』

「いえいえ、意識の高い社員さん達ですから一緒にいてこちらが励まされます」

『ところで、派遣の契約期間のことなんだけどね。。。』

「(あぁ、やっぱりきたか…)…はい」

『今度の更新で派遣契約を打ち切らせてもらおうと思っているんだ』

「はい…」

『それで、君が望んでくれるのなら、君も派遣会社を退職してほしい』

「退職ですか?」

『そう。派遣会社を退職した後にうちに契約社員で入社してほしいんだ。』

「え!本当ですか!?」

『あぁ、君の年齢でいきなり正社員採用が難しいから、最初の1年だけ契約社員。来年には正社員になって若い奴らをまとめてほしいんだよ』

「 !! ありがとうございます! ありがとうございます…ありがとうございます…


40歳を過ぎて初めて正社員への道が見えた瞬間だった。仕事中なのに涙が止まらず、上司も苦笑いするほどだった。
僕はこの会社に一生かけて恩返ししていくぞ!


いかがでしたでしょうか。
契約社員から始まり派遣社員で20年以上働いてきた、いしかわ君。彼の20年間は非常にツラく不安であったことでしょう。運命の巡りあわせが悪く、冷えきった雇用環境の為に派遣社員の道を歩まざるをえない人々が今も多く存在します。家計管理、資産形成などには必ず雇用の確保が必要です。“働き続けられる環境”こそ生活の基盤になります。
私達アラフォー世代の雇用環境が良くなることを切に願っております。




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転職 採用 内定通知書 年収 世帯年収 転勤



こんにちは☆のっち☆です。
みなさんは転職をされたことありますか? 新入社員で入社した会社を定年まで勤め上げることができれば本当に素晴らしいことですよね。だって、経験値も退職金の積み上げも何ひとつムダにはなりませんからね。ただ、最近では転職することで給料アップを狙うステップアップ転職をする人も少なくはありません。
今回はそんなステップアップ転職ではなく、大幅な年収ダウンというステップダウン転職をした佐藤さん(仮名)のお話です。実はこの佐藤さん、年齢は40歳なんです。

40歳での転職


僕は金融業に勤めるサラリーマン。40歳で課長職、今の年収は680万円。5年ほど前に都内にマンションを購入し、妻と娘の3人暮らしだ。もちろん680万円では住宅ローンを払って3人で生活していくなんて厳しいから妻にも働いてもらっている。そのおかげで世帯年収では900万円強になるから、まずまずの生活水準で生活できているんだ。

そんな安定した生活を送っている僕だけれど、今回「転職」をしようと思っている。

理由は色々あるんだけれども、まず金融業って“転勤”が絶対にあるんだよね。地方へ転勤なんてことになったら、僕は単身赴任になる。家族との時間を大切にしたいって思っているのにそんなことになったら、生きている意味さえ見失ってしまいそうだよ。
転勤をしない仕事に就けるなら年収が多少下がってもいいと思っているんだ。

130万円も年収ダウン


ちょっと簡単に考えていたかもしれない。。。運良く転職先が決まったものの年収は550万円だというんだ。やっぱり40歳での転職には無理があるのだろうか…


実はそうではないんだよね。
僕は今回の転職が4回目、今度が5社目になるんだけど3社目のときの業界へ戻るような転職になるんだ。3社目の時に僕の仕事ぶりを見ていてくれた次の会社の社長が「転職するならぜひウチに!」なんて言ってくれたんだよね。ヘッドハンティングではないけれど、選考すべてが採用前提で進んでいったから転職活動自体はすごく楽チンだったんだ。
それでも年収はシビアに550万円。社内の重要ポジションが空いていて、その席に座ってもらうために入社するなら年収は横ばいだったらしいけど、今回は僕の席を無理矢理作ってもらう形だから、ポジションも低めからスタートになるんだそうだ。

別にいいさ、転勤が無くなるんだったら。僕の年収は下がっても世帯年収だと800万円ほどになる。食べていけるよ。

幹部候補での採用だった


入社時年収550万円と厳しい条件だったけれども、実はウラ話をされていて3年後、5年後の年収も提示されているんだ。

提示されている金額は3年後700万円、5年後850万円。役職では3年後“課長”、5年後“次長”。将来的には“取締役”になってもらいたいという話まででている。最後の将来的な話は眉唾ものの話のような気もするから聞き流したとして、5年後に850万円なら目の前が550万円に下がったとしても我慢できるよね。何よりも“転勤”が無くなって生活が落ち着くし、年収が下がっている期間でも妻の収入が安定しているから食べてもいける。アラフォーになると大切にしたいことを叶えながら仕事ができるように望んでいくものだから、それが叶えられる今回の転職は大成功なんだと思うよ。



いかがでしたでしょうか。
40歳で転職した佐藤さん。年収が130万円も下がるなんて「やっぱり40歳超での転職は厳しいな」と思わせる条件でしたが、佐藤さんにおいてはしっかりウラ話もされていて恵まれた転職のようです。逆に考えると、そんなウラ話がない40歳オーバーでの強引な転職はするべきではないということですね。ましてや、今の仕事から逃げるための転職は厳禁です。身を滅ぼす、家庭を滅ぼす危険が伴いますよ!



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