10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

カテゴリ: 家計あるあるストーリー

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こんにちは☆のっち☆です。
色々な状況・考えはあると思いますが、私の周りには“家がほしい”と思っている人がたくさんいます。ただ、そんな多くの人達はどのタイミングで買ったらいいのか分からず年齢だけを重ねてしまっていることが多いように感じます。
今回は家を買うことに躊躇している人が多い中、スパッとためらいもなく家を買ってしまったU君のお話です。

会社の借上げ社宅制度を利用した格安賃貸


僕の名前はU。25歳。都内の卸業に勤めるサラリーマン。
大学時代から付き合ってきた彼女と来月結婚する。彼女も働いているから結婚後も勤務先の近くに住居を構えようと思っているんだけど、やっぱり都内は家賃が高いよね。30㎡程度で10万円以上が相場なんだ。だけど、僕が勤める会社は40歳まで借り上げ社宅制度を利用できるんだ。そのおかげで上限9万円までの物件を自己負担9000円で利用できる。

そんなこんなで僕らが探した物件は家賃11万円の2DK物件。9万円までは自己負担9000円で超えた部分はそのまま負担。だから、9000円+2万円で毎月家賃は29000円。都内のアパートなのに結果的には格安で住めるってありがたいよね。

都内は駐車場代がバカ高い


僕は自動車が大好きなので都内の新居にも自動車を持ってきたんだけど、都内の駐車場はメチャクチャ高い。近所の駐車場でとても入庫しづらい一番安いところと契約したんだけど23000円/月だった。実家のときに借りていた郊外の駐車場は8000円/月だったから、15000円も値上がりしている計算になる。う~ん、電車が発達している都内でマイカーを所有する意味ってあるのだろうか…

賃貸物件で事件発生


入居したアパートは1階に大家さんが住んでいるから安心だと思って決めたんだけど、入居して半年経った頃、その大家のドラ息子がきっかけで思いっきりケンカをしてしまった。。。
理由は“騒音”。休みの日の早朝からズンチャカズンチャカ…しばらくは我慢していたんだけど、たまらずお願いスタンスで言いに行ったんだ。


「あの~、この音なんとかなりませんか?」
『はぁ??何が?』
「いや、この音が響いて寝てられないんですよ」
『オタク敏感過ぎじゃね?』
「外に出て聞いてみたらどうですか?相当音漏れしてますよ」
『うるせ~な。来たばっかのやつにツベコベ言われたくないんだけど…』
「君じゃ話にならないから、大家さん出してくれ」
『はぁ?親は関係ないじゃん』
「関係あるから言っているんだよ。いいから呼べ!」


この後、大家さんを呼び出し玄関先で怒鳴り散らしてしまった。気分的にはスッキリしたけど、もうここには住みたくないな…
会社に事情を説明して借り上げ社宅の引っ越しをお願いしたんだけど、引っ越しは転勤のとき以外は認めないということで借り上げ社宅に住むなら今のところにいるしかないらしい。。。すごく嫌だな…

マイホームを買えるのか不動産屋に行ってみた


滅多に会わないとはいえ、あんなバカと同じところに住んでいるのがすごく気持ち悪い。毎月家賃29000円と駐車場23000円で52000円払っているんだから、もう少し持ち出しするだけでマイホームが買えるなら買っちゃおうと思って不動産屋へ突撃してみたんだ。

不動産屋に入って希望を聞かれたので、「最寄り駅が山の手線の駅で徒歩10分以内の4000万円台」と答えた。不動産屋の多くはその条件を鼻で笑い、有無も言わさず埼玉エリアへ車を走らせた。僕も妻も物件を見せてもらえることはすごく楽しかったから勉強のためと思って何も言わずに連れて行ってもらったんだ。予算が予算だからいろんな癖あり物件を見せてもらったよ。「駐車場付きなのに途中の道は狭くて車が通れない物件」「崖に隣接して建っていて玄関が3階」「めちゃくちゃ狭小」など世の中にはおもしろ物件がたくさんあるんだなぁって感心してしまった。

5、6件の不動産屋にいってほぼ同様の対応だったので、妻ともちょっとこの条件じゃ無理なのかもねって話をするようになっていったんだ。

一戸建て物件情報誌を読むのが習慣に


不動産屋を回っているうちに、いつからか僕は『SUUMO』を読むのが習慣になっていた。毎週発行されるものをすかさず入手し、引越したい一心で隅々まで読んで掘り出し物物件がないかチェックしていた。そんなことを2ヶ月くらいしていると意外にもこんな知識を手に入れることができたんだ。


◯都内でも一戸建てが買えそうなエリアがある
◯エリアに強い不動産屋が分かる
◯不動産に掘り出し物件は無い
◯巻頭特集で色々な知識が身につく



そして、僕の希望条件の「最寄り駅が山の手線の駅で徒歩10分以内の4000万円台」が実現できるかもしれない!そう思える不動産屋を見つけることができたんだ。早速、電話して会うことになった。


後編へつづく



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前編からのつづき


不動産は仲介業者が重要


情報誌を読み込んで希望エリアに強い不動産屋を見つけて、早速訪問した僕たちは希望を聞かれていつも通り「最寄り駅が山の手線の駅で徒歩10分以内の4000万円台」を伝える。いつもなら直後に「ふふっ」って鼻で笑われるタイミングなんだけど、この営業マンは一切笑わず「少し時間がかかるかもしれませんが必ず出てくると思いますよ」って言ってくれた。僕達夫婦は「おおっ!」と感動してしまった。

多くの不動産屋にあしらわれたわが家の条件を受け止めてくれたことに半信半疑だった僕達に早速、物件紹介があった。

「大塚駅、徒歩12分、4980万円」

きた~!と週末に現地案内のアポを入れて買う気満々で臨んだけれど、その物件は先約がいて売れてしまったようだ。ちくしょう!週末なんて言わないですぐに見に行けばよかった。それから物件紹介がしばらく無い… 逃した獲物は大きかったか…

それから1ヶ月後。待ちに待った紹介物件発生。
「上野駅、徒歩10分、4680万円」
今度こそ即決めするぞ!連絡をもらった翌日に現地と物件概要を確認。「所有権、日当たり、駐車場サイズ、床面積、建築メーカー」などしっかり確認して問題なしと判断。即申し込み手続きに入った。今回は無事に一番乗りで購入が決まった。

大家のバカ息子とケンカをしてから4ヶ月。無事に希望の条件と合致した物件と巡り会えた。散々笑われながら諦めなかったおかげで、こんなに良い物件が買えた。やっぱり不動産は買いたいエリアに強い仲介業者を見つけてじっくり探すことだね。

仲介不動産業者が提携している銀行融資


購入物件が決まったけれども住宅ローンが通るかまったく考えていなかった。購入資金についてもど素人だった僕は資金の工面でも不動産屋に助けてもらった。その不動産屋が提携する銀行の住宅ローンは提携金利変動金利で0.5%。他の銀行に比べてかなりの低金利だったし、実は僕達夫婦は頭金になるような資金が無かったんだ。それでも、融資承認になったのは「若さ」からなんだそうだ。そんな理由ってすごいよね。
不動産を買う場合は「頭金2割は必要」と言われているのは知っていたけれど、とりあえずなんとかなるだろうって勢いだけで購入申込みまでしていた僕達。その時持っていた資金は300万円。結婚の時に両親から貰った祝い金が全財産だった。それを不動産屋の担当者に伝えると「…まぁ、なんとかなるんじゃないですかね」と頼もしい返答。後は彼にお任せするだけだった。

彼の言うとおり夫婦ペアローンという形で住宅ローン審査承認になった。本当にこの担当者と巡り会えて本当に良かった。物件購入の諸手続きから資金の工面まで本当に頼りになる営業マンだ。

頭金はゼロで購入することに


手持ちの300万円は購入時の諸費用ですべて吹っ飛んでいった。しかも足りない状況だったから、融資実行までに慌てて貯金することになった。諸費用分の現金も慌てて用意するレベルだから頭金なんてあるはずもない。

不動産屋の営業担当者がどんな方法で融資金額を引っ張ったのかわからないが、無事にマイホームを買うことができた。彼無くして僕達がマイホームを買うこともできなかっただろう…

結局、僕等が契約した住宅ローンの概要はこんな内容。


借入総額:4700万円
金利:0.5%(変動金利)
期間:35年
月々:122000円(ボーナス無し)



借上げ社宅に住んでいたときよりも毎月70000円も支払いが増えるけど、ちょっとずつでも自分達のものになっていく感覚がたまらなく嬉しい。今はまだ共働きだから住居費が12万円でも払えるし、これからまだまだ給料も上がっていくだろうから将来はラクになるしかないと思うんだ。26歳で住宅ローンを35年で組んだから、完済時年齢も61歳。後は頑張って払っていくだけだ。



いかがでしたでしょうか。
マイホームを買うきっかけは大家とのトラブルでしたが、その勢いで購入まで突き進めるのは若さでしょうか。U君の言うとおり、26歳という収入の低い時の生活水準で住宅購入をすることができれば、それ以降に定期昇給があればその分が丸々余力となっていきます。ひとつ心配なのは住宅ローン金利が変動金利ということ。金利上昇局面になると怖いですね。それと、子供ができたときのことは考えているのでしょうか。
まぁ、長い人生ですから色々とトラブルは起きますが、若いU君はしっかりと乗り越えていくのでしょうね。わが家もそうでしたが、マイホームを買うときは必ず“勢い”も大事ですよ!



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低年収 職場結婚 子沢山 貯金 



こんにちは☆のっち☆です。
以前の記事『超エリートのMさんが老後破綻した話』のように高収入でもお金に困る人生を送る人もいる中で、低年収で子供もたくさんいるのにお金に困らずに生活している人がいるのも事実です。この違いはどこにあるのでしょうか。
今回は世帯年収400万円で3人の子供を育てているFさんのお話です。金額だけを見ていると心配になってしまいますが、ご本人達からはどこかしら余裕すら感じてしまうご家庭でした。早速お話を聞いてみましょう。

私たちは職場結婚


私の名前はF。35歳。短大を卒業して地元(郊外)の老舗和菓子屋に事務で就職しました。20歳で就職して結婚したのが28歳のとき。職場の上司で7つ歳上の彼と結婚したんです。当時の職場は寿退社が当り前でしたから私もご多分に漏れず退社しました。そして、退社後は毎日、夫のお弁当作りや家事をして自然の流れでお金のやりくりも私が管理するようになったんです。

老舗和菓子屋といっても給料は本当に安いんですよ。結婚当時の夫は入社13年目の35歳。経理担当で役職は係長でした。そして、年収は300万円。そんな年収なのに寿退社が当り前の社風というのも今となってはひどい話だなぁなんて思いますが、この会社は借り上げ社宅制度があるんです。この制度を利用すると毎月の住宅費は15000円で駐車場付きです。年収300万円だと毎月の手取りは17万円くらいです。そこから生活費を引いていきますから家計としてはあまり余裕がないように思うんですが意外と貯金はしっかりできるもんなんです。

当時のわが家の家計内訳はこんな感じでした。


[収入]
夫(35歳)
17万円(ボーナス手取り40万円)
妻(28歳)
0万円

[支出]
住居費
15000円
水道光熱費
15000円
食費
30000円
雑費
5000円
通信費
10000円
ガソリン代
10000円
保険代
5000円
夫小遣い
20000円
妻小遣い
10000円

合計
120000円

[貯金]
毎月
5万円


お金が必要のない夫


ご覧いただければお分かりの通りわが家の収入は低いんですが住居費が格安なために十分暮らしていける家計なんですね。だって、手取り17万円なのに毎月5万円貯金できるわけですから貯金比率は29%です。収入が高いわけでもないのに約30%もの金額が貯金できているんで結構満足しているんです。ただ、私自身すごく節約に励んでいるわけではないんですよ。

支出が少ない理由は住居費以外にも夫の小遣いが2万円で済んでいることが大きいんですよね。私が専業主婦で夫も内勤職なので、前の日の夕飯に作ったおかずを中心にお弁当を作って持たせています。それと、夫はマイカー通勤なので突発的な夜のお付き合いもほとんど無くタバコも吸いませんから、これと言って出費するものが無いんじゃないかと思います。

夫の趣味も釣りなんですが、道具も独身の時に買い揃えて今はちょこちょこ買い足している程度みたいだし、ファッションなどにもこだわりがあまり無いので私生活にもお金はかからないみたいです。それもあってか、夫から未だかつてお金に対しての欲を感じたことがないんです。結婚した今、わが家の貯金がどれくらいあるのかなんて知らないし興味もないんだと思います。

結婚時の所持金


そんなにお金に興味のない夫ですから独身時代に築いた貯金額ってすごいと思われますよね。いやぁ、実際にすごかったですよ。

7年前の結婚が決まった時にお互いの貯金額を確認しあったんですが、私が300万円で夫は1500万円。35歳で1500万円の貯蓄です。確かに彼は実家住まいでしたから、相当コスト安な生活ができたんだと思いますが、それは私も同じことです。私は毎月3万円の積立貯蓄を8年間継続しただけなんですが、夫はそんな計画的なこともせず、お金は必要な時に下ろすだけ。ですから、私が貯金額を聞いた時に彼は「そんなの知らないよ。通帳渡すから記帳してきて」って言うんです。

私が最初に心配したのは「この人、全部使っちゃっててお金ないんじゃないかなぁ」なんて思ったんですが、記帳し終わった通帳を見た時にその逆で本当に驚きました。見たことのない桁でしたからね。


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結婚相手が1500万円を持っていたなんて本当に羨ましい話ですよね。ましてや、年収300万円の彼が入社13年で貯めたんですから耳を疑ってしまいます。年収300万円、毎月にすると手取りで17万円くらいだったそうですから、実家住まいで趣味も釣りだけであれば可能なのかもしれませんね。ただ、浪費家夫婦のわが家とは確実に真反対のご夫婦ですね。
ただ、そんな倹約家のF家でも3人も子供がいるとだんだん厳しくなってしまうものなのでしょうか…


中編へつづく



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