10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

カテゴリ: 家計あるあるストーリー

赤字体質 貯蓄体質 貯金 貯蓄 浪費



こんにちは☆のっち☆です。
貯蓄体質の家庭では毎月当り前のように貯金ができるものですが、赤字体質の家庭はどんなに頑張っても貯金ができるようになれないようです。それってなぜなのでしょうか?
夫が言うには、以前の記事『高収入なのに金欠で苦しむ持田さんのおはなし』でも紹介しましたが赤字家計には何かしら原因があって、その原因を突き止めて改善しないかぎり貯蓄体質にはなれないものなんだそうです。
今回は夫の旧友Oさんのお話です。数年に一度、食事をする仲のOさんが夫のアドバイスで家計改善したお話をさせていただきますね。

実はお金に困っていたOさん


Oさんと夫は同世代で20年以上前からのつき合いです。若い頃は同じ趣味を持ち、ほぼ毎日一緒にいたような友人だったそうです。お互い大学を卒業して社会人になると、仕事に夢中になって徐々に疎遠になっていくものの、ふと思い出したように連絡を取って飲みに行くような関係が今でも続いているんです。

そんなOさんですが、実はお金に余裕のない生活を送っていたそうです。
男同士ですから、お互いの年収や家計・資産状況が気になるものです。旧友の二人だからこそ、普段は軽々しく聞くことができない“お金”の話も自然とできたんでしょうね。夫がわが家の現状を伝えるとOさんは「どうしてそこまで状況が違うんだ?」と目を丸くして驚いていたそうです。

それもそのはず。この時Oさんの家計は辛うじて黒字であったものの「自動車ローン」「クレジットカードのリボ払い」もあって、賃貸マンションに住み、貯金も300万円だったそうです。都内持ち家、輸入車新車現金一括、貯蓄1000万円のわが家との違いに驚き、夫に家計改善のお願いをしてきたそうです。

Oさんの家計内訳


夫がFP資格を持っていることを聞いたOさんは自身の家計を隠すことなく教えてくれました。

[家族構成]
Oさん(夫)
子供二人(5歳、3歳)

[収入]
42万円(税込年収650万円)
8万円(年収100万円)
※手取り額

[支出]
家賃
12万円
駐車場代
3万円
生活費
20万円
自動車ローン
5万円
クレジットカードリボ払い
1万円
合計
41万円


世帯収入はわが家とそれほど大きくは変わりません。家族旅行やレジャー費用は別途支出しているそうですが、収入50万円に対して支出41万円と黒字です。
それなのに、なぜ資産形成が進んでいないのでしょうか。

三大貯蓄時期を認識できていなかった


Oさんに今に至るまでのことを聞いていくと、まず“三大貯蓄時期”を意識して貯金をしてこなかったことが分かりました。

「結婚当初はダブルインカムで生活もすごく余裕があったんだよね。あの時に貯金をしっかりしていれば…」

貯蓄時期の一回目である『結婚~出産まで』という一番の貯め時をOさん自身も気づいていたそうです。ただ、その時期は毎日が楽しくてお互いお金をいっぱい使ってやりたいことをできる限りやっていたようですね。確かに、結婚当初は新しいことがたくさんあるしお金にも余裕がありますから「今が貯蓄時期なんだ」と認識して貯めないとお金なんて貯まりません。

結婚当初のわが家もこの貯蓄時期を認識していたのかというと、実は認識していませんでした。認識もしていないのに今が違う理由は“その時期に家を買ったこと”なんです。当時はそんなこと考えもしないで、ただただ家が欲しかっただけなんですが、振り返るとあの決断が現在を形成していると言っても過言ではないんですね。家を買ったから住宅ローンを組み、住宅ローンがあったから3年後の金利見直し時の繰上げ返済を目標に貯金ができたんですね。

※「三大貯蓄時期」について詳しく知りたい方はこちらへ→『共働きの三大貯蓄時期… その目標金額とは

分割払いは家計の天敵


そして、Oさん家計をじわりじわりと苦しめているものがあります。それは「自動車ローン」「クレジットカードのリボ払い」です。自動車ローンは輸入車中古車(270万円)を金利3.9%の60回払いで契約中。クレジットカードについては20万円をリボ払い中です。

みなさん、リボ払いの金利って何%か知っていますか?カードにもよりますが、大体15%くらいなんですよ。このマイナス金利の時代にです。そんな金利のものをOさんは欲しいものを我慢できずに利用していたわけです。
さらに自動車ローンは金利3.9%と比較的低金利では利用していますが、分割手数料の総額は276000円くらいになります。ざっくりした金額でいうと毎月5000円の利子を払っている計算ですね。どちらもすごくもったいなくないですか?

少し背伸びしたものを手に入れて意識改革することは大賛成なんですが、Oさんについてはただの見栄っ張りです。子供二人いて、奥さんもパート勤め。貯金も300万円しかないのに、290万円ものローン(借金)を抱えている。企業で言えば債務超過状態になりかけているわけです。家計が苦しくて当然ですよね。


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世帯収入750万円なのにお金に余裕が無いOさん家計。ちょっと話を聞いただけでも問題点が見えてきますね。極端に収入の少ない家庭でなければ、生活が苦しい理由は「支出が多すぎる」「準備不足」のどちらかだと夫は言います。
後編では旧友を信じて現状を吐露したOさんに夫がアドバイスをしたことでOさん家計が驚きの貯蓄体質へ生まれ変わります。


後編へつづく



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家計改善 貯蓄体質 住宅ローン マイホーム



前編からのつづき



もう一度Oさん家計概要を書いておきます。

[家族構成]
Oさん(夫)
子供二人(5歳、3歳)

[収入]
42万円(税込年収650万円)
8万円(年収100万円)
※手取り額

[支出]
家賃
12万円
駐車場代
3万円
生活費
20万円
自動車ローン
5万円
クレジットカードリボ払い
1万円
合計
41万円

[貯蓄]
現金
300万円


返済できるローンは早期返済を


まず始めのアドバイスは貯金を使ってローンを全額返済するように提案。契約時金額の計算でも290万円で完済できますよね。さらに、おそらく自動車ローンは戻し手数料が発生しますから10万円くらいは安くなるはずです。また、貯金を使ってしまうことに不安があるのなら、家計が落ち着くまでマイカーを手放すことも提案をしました。Oさんは都内に住んでいてマイカーは土日に乗るだけ。そのためにローンと駐車場にお金を使っているわけですから、一気に家計改善を目指すのであればマイカーを手放すことが最善なわけです。
そして、クレジットカードのリボ払いもカードセンターへ電話して次回引き落とし時にリボ払い分を全額返済することを申し出するようにアドバイス。ムダな金利の支払いは浪費以外の何者でもありません。早急に家計から排除しましょう。

家計のムダを無くそう


ローンの見直しほど家計改善するのに手っ取り早いものはありませんが、それ以外では細かく生活費を改善していきます。

まずは携帯電話代
Oさん夫婦はdocomoのスマホで毎月15000円くらい支払っているそうです。反面、夫はMVNOの格安SIMを利用していますから、これを提案。Oさん自身も半年くらいまえからCMなどで知って気になっていたそうですが、いろいろと調べなくちゃいけなさそうだし面倒だとそのままでいたそうです。夫が画面を見せながら手順を教えてあげると、切り替えの簡単さに気づいて早速申込みをしていたそうです。

さらにはクレジットカードを積極的に使うことを提案。
「入金口座」「貯蓄口座」「決済口座」 最低限この3つの銀行口座をまずは必要と説明して、これさえ準備できればクレジットカードがお金を生むよと伝えたそうです。あとは何でもかんでも可能な限りクレジットカード払いをするだけ。年間300万円利用すれば、1.5%の還元で45000円も貰えるわけですからね。使わない理由が見つかりませんよね。

※ 関連記事
携帯電話代だけで毎月12,000円節約する方法
家計管理を成功へ導く。3つの銀行口座
クレジットカードでお金が生まれる考え方

Oさん家計が改善しました


[収入]
42万円(税込年収650万円)
8万円(年収100万円)
※手取り額

[支出]
家賃
12万円
生活費
19万円
合計
31万円

[貯蓄]
現金
150万円


Oさんは夫からのアドバイスを1週間で実行しました。
まずはクレジットカードのリボ払いを完済。マイカーは売却して今後はカーシェアリングを利用することにしたそうです。1年前に買ったマイカーは100万円にしかならなかったようですが、早期返済額が230万円だったので貯金から130万円を支出したそうです。これらの清算で150万円を貯金から拠出しましたが、以降は毎月19万円もの貯金が可能な家計へと大変身しました。つまり、年間200万円以上を貯金できる貯蓄体質に変身したわけです。

Oさんマイホーム購入


そして、驚きなのがその1年後。Oさんから連絡をもらった夫が驚きの話を聞いて帰ってきました。なんとOさんも都内に戸建てを購入したそうです。

住宅ローンは4500万円借りたそうです。35年払いで毎月15万円です。今までの賃貸マンションよりも3万円も高いですが駐車場付きなんだそうです。専有面積も40㎡から75㎡へ拡大。子育て環境も良いエリアに居を構えられたそうです。75歳まで住宅ローンを組んだことに夫が警鐘を鳴らして、「それでも繰上げ返済を積極的に実行すれば65歳までの完済も無理ではないよ」と伝えると、Oさんはまたも参考になったと喜んで帰っていったそうです。



いかがでしたでしょうか。
せっかく貯蓄体質になったのにマイホームをドンっと購入してしまうところはさすがOさんですが、住居費については長い目で見れば大きな失敗ではありません。賃貸に住んでいたとしても生きているうちは住居費用が発生するわけですからね。Oさんの次の目標は、前に泣く泣く手放したマイカーをもう一度所有すること。そして、住宅ローンの繰上げ返済を定期的に行うことだそうです。
どんなことでも将来の目標を持って生活していくということが重要なのではないでしょうか。目標を達成させるために人は色々と考えますからね。わが家も理想とする老後を迎えられるように目標に向かって頑張りますよ。



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家計破綻 賃貸 老後


こんにちは☆のっち☆です。
人生における三大支出である“住居費”“教育費”“老後資金”。そのうちの住居費については、家庭ごとのライフスタイルや考え方によって“持ち家派”と“賃貸派”が存在しますね。夫が書いた記事『あなたはどっち?“持ち家派”or“賃貸派”』でも、どちらにもメリット・デメリットがあって優劣つけがたいものでした。

以前お伝えした『無理な住宅ローンで家計破綻… 赤坂さんの話』では“持ち家派”になって苦しむ赤坂さんのお話をしましたが、今回は“賃貸派”である五島さんが老後に破綻してしまうお話です。

気がつくと賃貸派になっていた


僕の名前は五島(仮名)。50歳。妻と子供1人の3人暮らし。都内まで電車で30分のところで賃貸マンションに住んでいます。休日はマイカーで趣味のゴルフに出かけるから、自動車は必需品なんだよね。駐車場込みの家賃は15万円。駅から徒歩6分で2LDKだから、それなりの金額かな。

マイホームを持とうと思っても、最近近所で売り出している戸建て物件は4000万円、マンションに至っては5000万円台のものもある。今から住宅ローンを組むとこれらの物件を買ったと想定しても16万円~20万円の支払いになるから、この歳まで賃貸で過ごしてきて今更ローンを組んで家を買うのも厳しいと思うんだ。買うならもっと若い時に決断するべきだったけど、最近になるまで家を買おうなんて思わなかったんだよね。今となっては長女の教育費も日に日に大きくなってきていて、貯金すらできていないし…

[家族構成]
50歳(正社員)
50歳(パート)
長女
16歳(高校2年生)
マイカー
新車

[収入]
手取り35万円
手取り8万円

[支出]
家賃
15万円
水道光熱費
2万円
食費・外食費
6万円
通信費・雑費
3万円
長女予備校代
5万円
小遣い(夫)
4万円
保険(生保、学資)
5万円
自動車ローン
3万円
貯金
0万円

[貯蓄]
貯金
700万円


無事に子育て終了


あれから5年。今年で娘も大学を卒業して独立する。僕ら夫婦も子育てを卒業だ。大学の教育費は受験費用30万円、入学金120万円、授業料(3年分)270万円、その他20万円で総額440万円ってとこだったかな。我が家で加入していた学資保険は300万円だったから150万円くらい持ちだしたが、それで済んだからある意味良かったのかもしれない。
しかし、僕が勤める会社は55歳で役職定年となり700万円あった年収が600万までガクッと落ちてしまう。まぁ、子育ても終わったからなんとかなるのかな。。。

[家族構成]
55歳(正社員)
55歳(パート)
長女
21歳(大学4年生)
マイカー
5年落ち

[収入]
手取り28万円
手取り8万円

[支出]
家賃
15万円
水道光熱費
2万円
食費・外食費
6万円
通信費・雑費
3万円
小遣い(夫)
4万円
保険(生保)
4万円
貯金
2万円

[貯蓄]
貯金
550万円


いよいよ定年を迎える


さらに5年が経った。僕もいよいよ定年だ。退職金は600万円。僕は転職して今の会社に来たから退職金もちょっと少ないんだよね。ただ、貰えるだけいいかなと思うのと雇用延長で65歳までお世話になるから大人しく勤めようと思う。
しかし、妻も60歳になるとパートで働けなくなるし、僕の収入も手取りで20万円。年金が貰えるようになる65歳までの5年をなんとか耐え忍ばなくては… 娘も2万円を家へ入れてくれるから本当に助かる。妻が60歳までパート勤務を頑張ってくれたおかげで貯蓄も1200万円あるけれど、収入が一気に落ちたから家計を見直さないと年金受給までに貯金が尽きてしまいそうだ

[家族構成]
60歳(嘱託社員)
60歳(専業主婦)
長女
26歳(OL)
マイカー
10年落ち

[収入]
手取り20万円
手取り0万円
長女
食費2万円

[支出]
家賃
15万円
水道光熱費
2万円
食費・外食費
6万円
通信費・雑費
2万円
小遣い(夫)
4万円
保険(生保)
2万円
貯金
▲9万円

[貯蓄]
貯金
1200万円




しっかりと娘さんを育て上げた五島さん。世間で言われている3000万円までには届かなかったものの定年時に貯蓄1200万円を作ることができました。このゴールは結果としてどうだったのでしょうか。。。
住居費が家計に占める割合が高まってきていることが気になるところです…


後編へつづく




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