10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

カテゴリ: 家計あるあるストーリー

ブランド品


こんにちは☆のっち☆です。
若い頃や独身時代は欲しいものがあると躊躇することなくドンと大きな買い物もできてしまいますよね。私もカルティエの時計が欲しくて就職して2年目の冬のボーナス全額を一瞬で使い切った記憶があります。あんな高額な買い物をする決断ができるのは“あの時”だけなので、今となっては買っておいて良かったと過去の自分に感謝する毎日です。
そんな好奇心旺盛でイケイケの時代は多くの人達に訪れるものですが、今回は自分の欲求を叶えるためにローンを利用し続け多額の借金を背負っていたK君が、苦しい状況から抜けだそうと本気になったある日に転機を迎え貯蓄体質になるお話です。一体何が彼を変えさせたのでしょうか。。。

ローン返済の毎月予算は10万円


僕は食品メーカーに勤める32歳。5年前に転職してきて現在は“係長”の地位も貰えた。月収32万円(手取り25万円)、年収だと470万円だから、それほど悪く無いと思うんだよね。このご時世なかなか良い会社に巡り会えたと思っている。

仕事が順調だから、休日は趣味に没頭しているんだ。僕の趣味は「自動車」。大学生の頃からスポーツカーが大好きで時間さえあればちょこちょこイジったりしているんだ。
それと社会人になってからは「ブランド品」にも興味があって、欲しいものはどうにかお金の工面をして手に入れるようにしている。もちろん、すべてを現金で買うことは出来ないからローンをいつも利用しているんだけどね。

最近はローンを嫌う人が周りにも多いんだけど、僕は全然嫌いじゃないんだよね。だって、お金貯めてから欲しいものを買っていたら、いつ買えるかわからないし、ましてや期間限定のブランド品なんてものはその時に買えないと一生買えないからね。ローンだって3年払いとかなら金利がかからないお店が多いし…
今のローン支払いは毎月7万円なんだけど、独身だしワンルームのアパートだから家賃も安いしで、毎月10万円くらいなら平気で払えるんだよね。クルマの改造費とブランド品は意外とお金かかるけど、すごく気持ちが満たされるからやめられないんだよね。

独身アラサー・貯金100万円


欲しいものは我慢しないで買っているけど、貯金もしっかりできているんだ。すでに100万円も貯まっている。何かで読んだんだけど“毎月手取りの半年分を貯金すれば安心だ”って書いてあったから、あと50万円ってとこだね。しかし、150万円もあったらロレックスのあの時計も買えちゃうな…

そんな矢先、彼女ができた。彼女ができるのも本当にタイミングですね。。。
彼女は5つ歳下で同じ会社の子なんだけど、聞いてみると社内では僕は相当ブランド好きと噂になっているらしい。改めてそう言われると恥ずかしくなってしまった。でも、好きなモノは仕方がない!ということで会社用のモノをちょっと目立たないモノへ替えて噂されない程度にしようと思う。

結婚することになった…


そして、話が順調に進み彼女と結婚することになった。
どうも彼女は結婚願望が強く、僕はそのお目にかなったようだ。まぁ、僕も30代半ばだから、潮時だね。可愛いし優しいし料理も上手だから特に不満はないんだよね。僕にはもったいないくらいの奥さんだ。

両家への挨拶も終わり、結婚式も半年後に決まった。人というのは近い将来の予定が決まるとその次はお金の話になる。僕は前にも書いた通り貯金100万円。なのに、彼女は500万円持っているらしい。なんなんだ、この差は。。。 そんなこんなで半年後、彼女がお金を貯めていてくれたこともあり無事に結婚式を挙げられた。ご祝儀もたくさん貰ったこともあり、二人合わせて600万円の貯蓄は手を付けずに済んだ。さぁ、これからは幸せな人生が待ってるぞ!


--------------

彼女ができてからのK君はあまりにも順調すぎるくらいに結婚まで終わらせました。結婚前の貯金額は100万円と500万円。この差に彼女自身は疑問はなかったのでしょうか。新婚生活ではどの家庭も起こりうる事件として“お金への考え方の違い”があります。結婚前にローンのことも伝えていないK君は無事に乗り越えられるのでしょうか。



中編へつづく




 クリックで応援お願いします!
 にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ

新婚生活 家計改善



前編からのつづき


趣味の自動車が追放される…


結婚して1ヶ月、アパートに引っ越して新婚生活も無事にスタートを切れていた矢先、妻から衝撃的な言葉を浴びせられた。

「ねぇねぇ、あのクルマ嫌なんだけど…」

妻の話を聞いていくと、僕の愛車のこだわりの一つでもある排気音が近所迷惑になるから恥ずかしいとのこと。確かに静かではないが心地良い低音であの音がいいのに…
「どうしても乗りたいんだったら、アパートの駐車場じゃなくて離れたところに止めて欲しい」そうだ。僕の大事な愛車を売る気持ちにもなれないから、不便を承知で歩いて10分くらい離れた場所に駐車場を借りることにした。しかも、アパートの駐車場より1万円高いけど仕方ないか…

信販会社からの郵送物


さらに数週間後、信販会社から封筒が届いた。それは少し前にローンで買った財布の支払明細書だった。そして、妻が発狂した。。。


「えっ!?なにこれ? 何かローンで買い物したの?」
『あぁ、そうだよ。だって金利もつかないから別にいいんじゃないの?』
「はあ?? 金利はつかなくても支払いを先延ばしにしてるのには変わらないじゃん!」
『まぁ、そうだけど』
「!! もしかして、今までもそんな買い方していたの?」
『そうだよ。』
「ちょっと!今どれだけの残額があるか教えて!」


という感じで詰められてしまった。金利もかからないから、ただ単にゆっくり支払いしているだけなのになんであんなに怒るんだろう…

しっかり調べてみると僕のローン残額は250万円だった。それを伝えると妻は激怒。結婚直後なのに離婚するのかと思うくらいケンカしてしまった。妻の言い分としては、僕が借金を抱えて結婚したことに腹を立てているらしい。結婚前の貯金は100万円で借金が250万円なんだから、150万円の借金を隠して結婚したことが許せないらしい。

以降の家計管理は妻が一切を管理することになった。僕の給料分もまとめて…

大胆な家計改善計画


それから数日後、妻がある一枚の紙を見せてきた。その紙の左上には『家計分担表』って書いてあった。

実際のものがこれ↓
家計分担表


[収入]
あなた
250,000円
わたし
180,000円
430,000円


[支出]
家賃
100,000円
駐車場代
20,000円
水道光熱費
15,000円
食費
40,000円
雑費
10,000円
通信費
20,000円
ローン
70,000円
小遣い(夫)
25,000円
小遣い(妻)
30,000円
330,000円

あなた担当分
250,000円
わたし担当分
80,000円

[貯蓄]
わたし口座
100,000円




いきなり僕の小遣い25,000円って… 今まで5万円くらい使ってたのに。妻曰く「弁当を作ってあげるからランチ代が浮くでしょ」だって。しかも「ローンの支払いが無ければ毎月7万円も貯金できるのに!」ってまだブツブツ言っていた。
僕のローンはあと3年近く残っているんだ。ということは、給料が上がらなければ少なくても3年は小遣い25,000円ってことになるのか。。。 これは結構ツラいぞ。


--------------

“やっぱりね!”と思ってしまうほどの典型的な展開でしたね。
さすがに借金に関しては結婚前に話を通しておくべき内容なのでしょうね。だって、結婚したら二人は他人ではなくなるわけですから。しかし、今までお小遣いを5万円使っていたのにいきなりの半額ではK君も中々厳しいですね。この後K君はどうするのでしょうか。。。



後編へつづく




 クリックで応援お願いします!
 にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ

貯蓄体質 固定費削減


中編からのつづき


同じ収入でお金を捻り出す


妻の厳しい仕打ち以降は生活水準を下げることに本当に苦労した。50,000円→25,000円だから、毎日1,000円以下で生活しなければ金が尽きてしまう。しかも毎月の貯金は妻の口座へ貯まっていくから僕にはまったく自由がない… これはアイツもよく考えたもんだ。

それからというもの毎日のように考えた。どうにかならないか…
そして僕は気づいてしまったんだよ、たった一つの抜け道を。


それは、固定費をすべて僕担当にしていること。妻は分担表を作ったことで固定費を払っていれば僕がこれ以上無駄遣いできないことを知っている。だから、お金が余るはずがないと思い込んでいるんだよね。よし!徹底的に固定費削減をやってやる!

決意の固定費削減!39,500円を捻出


まず僕が目をつけたのは“駐車場代”。家からも10分離れていて20,000円なんだから、この徒歩10分圏内の駐車場を徹底的にリサーチした。すると結構あるもんだね、安い物件が次から次にでてきた。そして僕が決めたのは15,000円の駐車場。途中の道が少し狭いからという理由だけで5,000円も安いんだ。まずは5,000円ゲット

そして次は“通信費”。通信費の内訳は「携帯電話13,000円」「固定電話3,000円」「ネット4,000円」だ。このカテゴリーでは「携帯電話代」を削減する。
ただ一つネックなのが、僕と妻で同じ携帯電話会社を利用して家族間通話を無料にしているから、単純に僕だけMVNOへ変えてしまうと無料ではなくなるし、妻とともにMVNOにすると削減したことがバレてしまって僕のお金にならない。。。
考えた末にやったのは、既存の契約を通話のみの契約へ変更。ネット契約すら解除してしまうので僕のスマホはWiFiでしかネット通信できなくなる。でも、通話は可能なんだ。だから、家でスマホをイジっていても妻にはまったく気づかれない。だって、家では家WiFiでネット通信するからね。そして外でネットに繋げるにはオークションで買った中古のモバイルWiFiに格安SIMを挿入して利用するんだ。これで携帯電話代は「妻6,500円+僕1,000円+格安SIM1,000円」で8,500円まで節約できる。ここで4,500円ゲット

最後はやっぱり“ローン”。250万円のローン残の内訳は50万円が自動車。200万円がブランド品。そのブランド品を買うために組んだローンを今ではほとんど身に着けていないロレックスの時計を売って、幾つかの契約を精算しようかと思うんだ。
売ろうと考えている時計は「ロレックス デイトナ」。4年くらい前に80万くらいで買ったんだ。4年前だからローンは終わってるし、なによりも今、中国人の爆買いでロレックスの価格が急騰しているらしいんだよね。噂によると買値よりも高く売れるらしいから、早速、査定に出してみると110万円。なんと、買値から純粋に30万円も儲かってしまう。
もちろん迷わず売却してその110万円でローンの精算したところ、ローン残額が130万円へ減少した。毎月の返済も4万円程度へ縮小。ちょっと荒業だけどこれで30,000円ゲット

僕の生きる道…


鬼の形相の妻を見てから3ヶ月。僕が分担する固定費は随分と無駄のないものになった気がする。まぁ、まだ僕のローンは終わってないし、ブランド品を買いたい気持ちが日に日に増してきているからまた買っちゃうかもしれないけど…

一応これが実態家計。もちろん妻には内緒なんだけどね。

[収入]
あなた
250,000円
わたし
180,000円
430,000円

[支出]
家賃
100,000円
駐車場代
15,000円
水道光熱費
15,000円
食費
40,000円
雑費
10,000円
通信費
15,500円
ローン
40,000円
小遣い(夫)
64,500円
小遣い(妻)
30,000円
330,000円

あなた担当分
250,000円
わたし担当分
80,000円

[貯蓄]
わたし口座
100,000円



妻が知っているローン完済まであと2年9ヶ月。小遣い25,000円にプラスして約40,000円が上乗せになる。2年9ヶ月後にはローンが無くなることになるから、この上乗せ40,000円を内緒で手にすることもできなくなる。その間になんとかヘソクリを作ろう。順調にいけば130万円くらい貯まっている計算になる。妻の作った家計分担に従って粛々と計画を進めよう。それが僕の生きる道だね。



いかがでしたか。
優雅な独身貴族を過ごしていた矢先、幸せな結婚を迎え、以降は過酷な家計管理に晒されているK君。自分の与えられた範囲の中でお金の工面するK君は見事でした。やっぱり最後は“ヘソクリ”という発想になってしまったのが残念ですが、あれが家計へ還元できる意識があればボーナスも含めて年間200万円も目指せる家計になります。
ただ、今回K君が行なった思考回路は一般家庭でも通用するものでしたね。ぜひ皆さんも自分の家計に削減できる部分がないのか本気で検討されてはいかがでしょうか。



 クリックで応援お願いします!
 にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ

このページのトップヘ