10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

カテゴリ:お金のこと > 教育費

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中編からの続き

ダブル大学生で貯金が尽きる


3年後。我が家では教育費が最大値になるこの1年。苦しい、苦しい、苦しすぎる…
第1子は大学4年になり残りあと80万円。そして、第2子。国立大学(理科系)を目指し奮闘も敢え無く惨敗。他に受けていた私立大学(理科系)へ進学することとなった。どうも第2子は受験に弱い… いや、そんなこと親であるボクが考えたらいけない。しかし、大学授業料は文系と比べて約25%増。入学金が150万円。2年目以降の授業料が100万円。第1子同様、学資保険200万円があったが理科系だから予備校費用と受験料でほとんどが無くなってしまった。3年前から続く赤字家計ですでに▲200万円、そして今回の入学金150万円も貯金から出すことになる。。。
このままいくと間違いなく子供2人を育て上げる前に貯金が底を尽いてしまう…

[第1子:21歳、第2子:18歳]
夫(53歳) 手取り33万円
妻(51歳) 手取り20万円
(収入合計 53万円)

住宅賃料 12万円
駐車場代 2万円
食費    6万円
(第1子)
大学授業料 6.5万円
教材、小遣いほか 2万円
通学費  1万円
(第2子)
大学授業料 8万円
教材、小遣いほか 2.5万円
通学費  1万円
雑費    3万円
電気・ガス 2万円
水道    1万円
通信費   2万円
車両費   4万円
小遣い(夫) 4万円
小遣い(妻) 2.5万円
生命保険料 2万円
貯金    0万円
(支出合計61.5万円)

貯金額 50万円

予定外が家計の命取りに…


翌年。な、な、なんということだ。
第1子が就活に失敗し希望する業界への就職ができなかった。。。そして「“就職浪人”させて欲しい」という恐ろしい一言。魔の1年をもう一度繰り返すこと決定。
あぁ、まずいぞ。子供達には言えないが、赤字家計どころか「貯蓄額マイナス」。とうとう“教育ローン”に手を出してしまった。。。100万円を「5年払い・金利5%」安くはないけど仕方がない。

[第1子:22歳、第2子:19歳]
夫(54歳) 手取り33万円
妻(52歳) 手取り20万円
(収入合計 53万円)

住宅賃料 12万円
駐車場代 2万円
食費    6万円
(第1子)
大学授業料 6.5万円
教材、小遣いほか 2万円
通学費  1万円
(第2子)
大学授業料 8万円
教材、小遣いほか 2.5万円
通学費  1万円
雑費    3万円
電気・ガス 2万円
水道    1万円
通信費   2万円
車両費   4万円
小遣い(夫) 4万円
小遣い(妻) 2.5万円
生命保険料 2万円
貯金    0万円
(支出合計61.5万円)

貯金額 ▲100万円

教育費地獄を完走。そして、老後は…


あれから3年。やったぞ!第1子に続き、第2子も無事、就職・独立してくれた。
借りた“教育ローン”もあと1年で完済できる。教育費についてはなんとか乗り越えることができるだろう。
でももし、大学院に行きたいと言い出したら… もし、ボクがリストラされていたら… 考えるだけでもゾッとする。地方出身で仕送りしてまで大学へ通わせるご家庭は一体どうやって工面しているのだろうか… 我が家であれば間違いなく「借金地獄」になってしまう。

しかし、ボクも57歳。残り3年で定年を迎える。老後資金には3,000万円が必要だとあるサイトで言っていたが、とてもじゃないがそんなお金は作れない。我が家の家計は教育費だけで力尽きてしまった。。。定年までの3年と雇用延長で働かせてもらえる5年。その後は75歳まで働ける場所をなんとか探さなければ、夫婦の生活維持も怪しくなってしまったな…

もしタイムマシーンがあるのなら第1子が産まれた頃に戻って、教育費と老後資金について真剣に考えるようにあの頃のボクに言ってやりたい。「お金は行き当たりばったりではいけない。ライフプランに基づく資金計画を今すぐ作れ!」と。


いかがでしたでしょうか。
主人公は計画的な貯金をしてこなかったことが、後々自分自身を苦しめる結果となってしまいました。『人生における三大出費(住居・教育・老後)』のすべてにおいて無計画ではUさんと同じ道を辿ってしまうのではないでしょうか。少しでも将来が見える環境になったら必ずライフプランを立て計画的な資金計画を心掛けることが大事なのかもしれませんね。



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中学受験 教育費 お受験 中高一貫校 都立中高一貫校



こんにちは、☆のっち☆です。
ウチの息子は現在、小学六年生で中学受験を目指して小さい頃から勉強をさせていました。夫からも私の教育ママぶりには「ホドホドにね…」なんて言われるくらいだったんですが、先日、そんなわが家の中学受験が終わりました。
今回はわが家のような一般家庭でも中学受験をする現状と進学先でどれだけ教育費が変わるのかをお伝えしますね。

近年の中学お受験事情


みなさんもご存知の通り、中学校までは義務教育ですから中学校に行けない人はいないし、私たち親としては子供を学校へ行かせる義務があります。つまり、学校を選ばなければ必ず通学する中学校は全員に用意されていて、公立中学校に通うことができますよね。

ただ、最近では少子化と高齢出産化によって教育に対する親の認識が変わってきているんです。もちろんわが家も含めてのお話ですが、一人っ子なのである程度お金をかける余裕があること、特に都市部では私立中学校という選択が簡単にできるため中学受験をさせるご家庭が非常に増えているんです。

驚かれるかもしれませんが、息子が通う公立小学校では7~8割の生徒が中学受験をしています。受験する学校はいろいろですが、多いのは私立の名門校はもちろん、最近では都立の中高一貫校が人気ですよね。その公立中高一貫校は学費が普通の公立中学校と大差ないのに、高校受験も省略できて大学受験に集中できるというのがメリットと言われています。ちなみに、わが家の目標もこの都立中高一貫校でした。

中学校も公立・私立で学費がぜんぜん違う


例年秋頃になると各中学校の学校説明会というものが盛んになります。学校の特色や雰囲気を感じながら、その学校が何に力を入れているか、どんな教育を行っているか、進学先はどんな大学があるのかなどの説明を受けるんですね。

そして、説明会資料を持ち帰り夫に渡すと一番最初に見るのが“授業料”ページ(笑)。資料を開いたと思うと目次を見て、ペラペラペラ…。次の瞬間には「うぉー!やっぱり私立は高いなぁ」って言うんです。どのくらい違うのか下にまとめてみました。


私立中学校都立中高一貫校
入学金
420000円
0円
授業料
450000円
0円
その他
(副教材・PTA・生徒会費)
207000円
139910円
合計
1077000円
139910円


まず、上記はわが家が受験する学校のものですから、学校によって違うので一つの事例ということで見てくださいね。
この2つの学校の差額は937090円。これは入学初年度のものなので、二年生以降は入学金がなくなって差額は50万円ほどになると思います。つまり、私立と公立では中学校3年間で考えると約200万円の差が発生することになりますよね。これってわが家にとっては非常に大きな差で都立中高一貫校に受かってもらえるように私たち夫婦は一生懸命、神頼みに励んだわけです(笑)

しかも、私立校では恒例の「寄付金のお願い」もあります。さらには、高額な海外研修旅行(修学旅行)もあります。さらにさらに、制服もとても高いんです。それに加えて、毎日お弁当なんです。働いている私にとって、このお弁当作りというものがすごく負担なんですよね。だから都立中高一貫校に受かってもらいたかったんです。もうここまでくると、親都合のようなお話になってしまいますが…

運命の結果はどうだったか…


そして先日、都立中高一貫校の合格発表日を迎えて、その結果は…




「合格」でした!


都立中高一貫校の倍率は5倍以上、5人に1人しか受かりません。そんな難関をわが子が突破してくれたことが何よりもうれしい。合格発表の掲示板を見たときの嬉しそうな息子の顔は私の宝物です。


無事に私立中学への進学を回避したわが家ですが、夫は私と違う視点で考えていたようです。家計管理の面で高額な授業料に耐えられるか、授業料に見合う進学先を望めるのか、地元の中学では何故いけないのか、入学後の塾などの学校外費用はどのくらいか。さらには、期日までに私立中学への入金ができるように合格発表の日は会社を休みました。それだけ、夫も色々と考えて息子の教育環境というものを真剣に考えてくれたようですね。



いかがでしたでしょうか。
息子の頑張りの結果、「都立中高一貫校に合格」という最高の結果をいただくことができました。これでわが家は高校受験対策も不要、大学受験に向けて6年間集中させてあげられます。家計も同様ですよね。子供の教育費は中学、高校と上がり始め、大学時がピークになりますから、その教育費のピークに照準を定めて家計も6年間集中したいと思います。

最後はちょっと自慢話になってしまいましたが、学校選びだけでも家計への負担は大違いですよね。受験を機に子供も巻き込んで将来について考えるのもいいかもしれませんね。



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教育費 仕送り 学資保険 学費 都市部 地方



こんにちは☆のっち☆です。
この夏は甥が来春の大学入学を目指して受験勉強に励んでいるんですが、気が気じゃないのは本人だけではないんです。本人は純粋に行きたい大学を目指して必死に予備校へ通い、赤本を解きまくって頭に詰め込んでいるようですが、意外と不安に潰されそうになっているのは親だったりするんですよね。
本人が必死に頑張っている傍らで言葉にできない不安でどうしていいのか分からなくなっている親たちの苦悩をお伝えしますね。

行きたい学部は都市部にしかない


私の甥っ子は山形に住んでいて現在高校3年生。県立高校に通うごく普通の男子高校生なんですが、誰のDNAか分かりませんが学校の成績は常にトップクラスなんですよね。そんな成績がいいのは高校だけではなく、小学校や中学校でもほぼオールAなんです。親も自分の子供がこんなに良い成績ばかり取ってくるから、不思議で困惑するくらいだったんですよね。そんな甥っ子が小学生だった時に夫が「〇〇君はどこの大学に行くの?」って聞いたら「東大!」って即答するくらいだったんです。

そんな勉強のできる甥っ子の目指す夢は交通系だって知っているんですが、具体的には教えてくれないので分かりません。ただ、その職業に就くのに最適な大学・学部が関東にしかないらしいんですよね。高校生となった今では「東大に行く」なんてことは一切言わなくなったんですが、希望する学部が関東で3校ほどしかないようなので相当な狭き門。その門をくぐれるように本人は必死に頑張っているわけなんです。

大学進学=仕送り開始


親としては子供が夢を持って、その夢に向かって一生懸命に頑張っているのを迷わずに応援したくなるものですよね。甥っ子の親ももちろんその気持ちは十分にあるんです。あるんですが… 希望の大学に進学するとなると関東、おそらく東京都内に一人暮らしをさせなくてはならないことになるんです。

18歳の息子を一人でそんな危険な東京に一人で住まわせるのも心配なんですが、それ以上にお金のほうが心配なんだそうです。だって、東京で住まいを探すとなるとワンルームでも6~7万円の家賃はかかります。さらに、水道光熱費、通信費、食費、小遣いとなると10万くらいは必要ですよね。勉強するために大学へ行くのにお金が厳しいからってバイトばかりさせることもできませんからね。そうなると毎月16~17万円は大学の学費以外にかかってくるということですよね。

毎月16~17万円ということは年間で200万円前後。学費を合わせると年間300万円が飛んでいく計算になるんです。

学資保険の300万円なんて一瞬で消える…


甥っ子も満期300万円の学資保険に加入していたそうですが、初年度分もカバーできないそうです。だって、3校受験するのにその都度、山形から東京へ移動して前泊してから受験するんです。変なホテルに泊めるわけにもいかないからシティホテルに宿泊させるとそれだけで交通費込みで10万円。受験料が35000円なので、(10万円×3回)+(35000円×3校)で約40万円が受験するだけで必要になります。さらに、私立大学へ入学となると理系なので初年度納入金として180万円以上を納めることになります。残りは一人暮らしなのでアパートの敷金礼金、引越し代、家具代などで100万円くらいはすぐに無くなってしまいそうです。

要するに、学資保険で受け取れる300万円は大学入学と同時に無くなることが予想できてしまうんですよね。そこから先は上記で計算した通り、毎月16~17万円の仕送りの始まりです。

みなさんご存知ですか?
地方に行くと給与水準がグッと下がるんです。女性が正社員で働いていたとしても年収300万円なんてなかなか貰えないんです。そんな中から年間300万円ですから、共働きでしっかり働いていないと地方に住んでいる人にとっては子供に満足な大学にすら行かせてあげることができないんですよ。本当に厳しい現実です…



いかがでしたでしょうか。
都市部に住んでいる人は「地方は給料水準も低いけど物価も安いからいいよね」なんて言いますが、とんでもない話です。逆に地方にいるほうがお金がかかるんじゃないかって思ってしまうくらいです。だって、自動車がないと外出もままならないし、今回のテーマのように学校に行くにも通える範囲に無かったりなんです。それなのに給料水準は都市部の3割減ですから、教育費だけで家計破綻してしまう恐れもあるんですよね。
これから大学進学を控えているご家庭はどうか将来を見据えたお金対策をしっかりしてくださいね!



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