10年で総資産3000万円超|3人家族の家計管理、資産形成術

10年で作った資産は3000万円超。共働き40代夫婦と10代息子の3人家族。実生活から生まれた節約、貯蓄、家計管理、資産形成ノウハウを分かりやすくお伝えします。

カテゴリ:お金のこと > 教育費

教育費 公立中高一貫校 都立 中学生 受検 受験



こんにちは、☆のっち☆です。
以前の記事『進学先で教育費がこんなに違う!|わが家の中学受験が終わりました…』でも書かせていただきましたが、この4月から息子が中学生になりました。進学する学校も私立ではなかったので親の私としても入学準備の出費を甘く見ていたんですが、公立中学校へ進学するとなってもそれなりの出費がありましたので、みなさんの参考にと記事にさせていただきますね。

都立中高一貫校の入学費用


息子が運よく入学することを許された都立中高一貫校の入学費用は「10万円」でした。
といっても、中学教育は義務教育ですので公立である限り基本的に教育に関わる費用は無料ですよね。お金がかかってくるのは「給食代」「副教材」「校外学習費」「生徒会費」「PTA費」などになります。

では、わが家が払った10万円はなんなのかというと、それらの前払い金という位置づけのようです。入学当初は口座の引き落としが間に合わないとか、入学前に副教材などを各自へ納品するなどのためかもしれませんね。どちらにしても、入学金というものではなく給食費などを半年分前払いしますといったものになるそうです。

学校へ払うお金だけじゃない!入学時に金欠になる要因とは…


今回、油断しまくっていたわが家を襲った金欠の要因はいろいろと複雑なんです。それがなんなのかというと具体的には「制服代」「旅行代」「外食費」です。

制服代以外は「ん??」と思われるようなものかもしれませんが、それがそうとも言い切れない、いろいろ絡み合って出費を避けることができないものなんですよね。一つ一つ見ていきますね。

「制服代」は地元の中学校へ入学する場合でも必要になる費用ですよね。この制服代って一言で言っても単に制服だけではなく、指定の体操着、ジャージ、上履き、カバンに加えて、通学に使うコートやカバン、通学靴、運動靴など。わが家ではすべて揃えて10万円以上かかりました。

「旅行代」「外食費」については、わが家は中学受験をさせましたので受験をがんばった息子へのご褒美としてのものです。小学6年生はずいぶんしっかりとしてきますがまだまだ子供です。そんな子供が遊びたい気持ちを封印し約2年間勉強漬けの毎日だったのですから、「受験が終わったら〇〇行こうね」「焼肉を好きなだけ食べさせてあげるからね」って言っていたんですよね。これらにかかる費用も約10万円です。

学資保険を請求しました…


学校へ払う10万円、制服代で10万円、ご褒美に10万円です。 公立の中学校でも、入学前のこのタイミングで約30万円が必要だということですね。私立中学校へも視野に入れて受験させていたので家計を管理する夫もそれなりの覚悟はしていたと思うんですが、公立へ行くとなったら「お金はかからない」って油断したようです。

想定外にお金が出ていく状況を感じた夫は“学資保険”を請求して金欠対策を行ったようです。
もともとわが家では、息子が17歳時に満期になる300万円と、12歳時、15歳時にそれぞれ20万円、18歳時70万円という二つの学資保険に加入していて、12歳時の20万円が請求できるようになっていたんですが、それを夫は「公立でお金かからないから据え置いておこ~」って言っていたんですよね。

もちろん貯金からも出すことはできるんですが、夫は計画していないお金を出金することがどうしても嫌なようです。貯金からは10万円を出し、それ以外は学資保険の保険金で賄って今年年末の家計決算を終える予定です。



いかがでしょうか。
運よく公立中学校へ入学できたわが家でも30万円というお金がかかりました。もしこれが私立中学校だったら100万円を優に超えていくんです。そんな支出に耐えられる家計管理ができていますでしょうか?わが家は省略できることになった高校入学やその先の大学入学ではそれ以上の支出になります。やっぱり教育費って侮れませんよね。
しっかりとした計画を立てていなければ貯金なんて一瞬で吹き飛んでしまいます。お金がかかる場合のストーリーも念頭に入れて家計管理をやっていきましょうね。



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こんにちは☆のっち☆です。
以前の記事『 子供の教育費っていくらかかる?』では子供の教育費についてどれだけの覚悟が必要かを考えてみましたが、今回は教育費が負担となりツラい結果を招いたあるご家族を紹介しようと思います。ちょっと長いので3部構成です…

このご家族は夫の知り合いで実際にいらっしゃった方をモデルに私が肉付けして一つの物語にしてみました。主人公のどこがまずかったのか、考えながら読みすすめてみましょう。

子供誕生で学資保険に加入 教育費負担のはじまり


ボクは33歳、医薬品メーカーに勤めるフツーのサラリーマン。2つ歳下の妻と結婚してから5年経った先日、待望の第1子が生まれた。親からの助言もあり、子供が産まれてすぐに学資保険へ加入したが、満期金がいくらのものに加入すればいいのかわからずその時の勢いで満期金200万円のものに加入した。家計についても子供にかかるお金で月々が大変だけど妻と話し合い毎年50万円を目標に貯金は必ずやっていこうと約束している。

先日、目に入れても痛くないほど可愛い我が子がとうとう1歳になった。タイミングを合わせて申請した公立保育園に幸運にも入園できた。これで妻も無事復職できる。やっと妻が産休・育休に入ってから始まった1年強に渡る魔のシングルインカムから脱出できる…

公立の保育園って前年所得税額によって保育料が分けられていて、ボクが住んでいる自治体では我が家の昨年度の納税額ランク(約10万円)では3歳児未満は毎月41,000円。安くはないけど妻が復職してくれて毎月手取りで13万円ほど収入が増えるおかげで生活は楽になるし、学資保険の家計への負担も軽減できる。今はまだ小さいから保育料も高額だけど3歳クラスからは減額されていくからその減った分でスイミングなんかに通わせることもできると思う。それと、我が家では小学校は公立へ行くことで決めたから小学校受験とかは考えなくて済むんだよね。
だって、もし小学校受験なんてすることになると、こんなに小さい子供に相当受験対策を叩きこむから勉強の苦手だったボクからすると気の毒に感じるし、家計的にも相当な痛手になる。万が一、受験が上手くいって入学できてもお迎えやら親同士の付き合いが大変らしいから、我が家では小学校受験は見送り決定。

※子供が小学校に上がるまでの保育料試算(最長期間で計算)
 1歳~3歳未満(2年間) 41,000円×24ヶ月=984,000円
 3歳(1年間) 25,500円×12ヶ月=306,000円
 4歳~6歳(2年間) 21,000円×24ヶ月=504,000円
 保育料合計 1,794,000円

※子供0歳時加入、17歳満期の学資保険料。契約者33歳。(ソニー生命HP参考)
 満期金100万円 年払保険料53,600円×17年=911,200円(返戻率109.7%)
 満期金200万円 年払保険料107,200円×17年=1,822,400円(返戻率109.7%)
 満期金300万円 年払保険料160,800円×17年=2,733,600円(返戻率109.7%)

[第1子:1歳]
夫(33歳) 手取り27万円
妻(31歳) 手取り13万円
児童手当(1歳)  1.5万円
(収入合計 41.5万円)

住宅賃料 10万円
駐車場代 2万円
食費    5万円
保育園料  4.1万円
おむつ代  1万円
雑費    2万円
電気・ガス 1.5万円
水道    0.6万円
通信費   2万円
車両費   3万円
小遣い(夫) 3万円
小遣い(妻) 2万円
生命保険料 2万円
学資保険料(満期200万) 1万円
貯金   2.3万円
(支出合計41.5万円)

貯金額 50万円

資金計画の狂いはじめ… 第2子誕生


2年後。第1子がスクスク育ち年少クラスになる頃、予定通りなのか想定外なのか。。。第2子が誕生した。気持よく取得させてくれる勤務先に感謝しつつ、妻はまたも産休・育休を取得することに…
ボクの給料も僅かながら増えているし、妻の産休・育休手当で補てんはできる。しかも、第1子が年少クラスになったことで保育料が安くなった。金銭面では生活はなんとかなるだろう… あとは、ボクが仕事でなんとか融通を利かせて妻を助けてやらないといけない。とりあえず、将来の学費のために第1子と同じ満期金200万円の学資保険へは加入しておいた。

[第1子:3歳、第2子:0歳]
夫(35歳) 手取り28万円
妻(33歳) 手取り10万円
児童手当(3歳)  1万円
児童手当(0歳)  1.5万円
(収入合計 40.5万円)

住宅賃料 10万円
駐車場代 2万円
食費    5万円
保育園料  2.4万円
おむつ代  1万円
雑費    2万円
電気・ガス 1.5万円
水道    0.6万円
通信費   2万円
車両費   3万円
小遣い(夫) 3万円
小遣い(妻) 2万円
生命保険料 2万円
学資保険料(満期200万×2) 2万円
貯金    2万円
(支出合計40.5万円)

貯金額 100万円

なぜか貯金ができない… 第1子小学校入学


3年後。第1子は保育園を卒園し、第2子は保育園の年少クラスになった。
先日の卒園式はかなり泣けてしまった…親がいなければ何もできなかった我が子が立派に育っていた。嬉しすぎる。。。 そして、今週は子供も親も期待で胸を膨らませている小学校入学式!引越したばかりの広くなった我が家に置いてあるピカピカのランドセルがそんな状況を実感させてくれる。

あれから3年が経ちボクも38歳。手取りは30万。妻も無事復職して手取りで18万円くらい稼いでくれるから世帯所得では48万円。生活は苦しさを感じることなく過ごせているが、一つ問題なのが貯金が毎年30万円程度しかできていないこと。お金が貯まっていく実感がまったくない…
子供にかかるお金は第1子には“給食費”と“教材費”で毎月5,000円程度。第2子は年少クラスで保育料24,000円。子供2人とも喘息持ちなので揃ってスイミングへ通わせることにした。安くはないけど、身体を鍛えてあげることも将来的には必要だと思っている。
元気な子供達でご飯はたくさん食べるし、妻の要望もあり週末は出かけることが多くなった。

[第1子:6歳、第2子:3歳]
夫(38歳) 手取り30万円
妻(36歳) 手取り18万円
児童手当(6歳)  1万円
児童手当(3歳)  1万円
(収入合計 50万円)

住宅賃料 12万円
駐車場代 2万円
食費    6万円
小学校  0.5万円
保育園料  2.4万円
スイミング 2.1万円
雑費    3万円
電気・ガス 2万円
水道    1万円
通信費   2万円
車両費   3万円
小遣い(夫) 4万円
小遣い(妻) 2万円
生命保険料 2万円
学資保険料 2万円
貯金    2万円
(支出合計50万円)

貯金額 200万円

中編へつづく



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前編からのつづき

収入が上がらないのに、支出が増える…


あれから6年。小学生になったかと思えばあっという間に中学生になるもんだ。第2子も小学3年生でほとんど手間がかからない。第1子は運動部へ入部し毎日部活動に明け暮れているが、週に2日は学習塾へ通い、第2子も鍵っ子をしながらスイミングと公文へ通っている。子供が中学生になると一気に教育費の負担が大きくなる… おまけに、長く乗っていたマイカーもさすがに古くなったので買い替えたりと出費も続いた。
その反面、ボクはもう44歳。年齢に見合った給料を貰えればいいのだがこの不況の煽りで収入はほぼ横ばい。妻も多少は増えたが一般職ということもありこれ以上の収入増は見込めないようだ… この先大丈夫なのだろうか…

[第1子:12歳、第2子:9歳]
夫(44歳) 手取り31万円
妻(42歳) 手取り20万円
児童手当(12歳)  1万円
児童手当(9歳)  1万円
(収入合計 53万円)

住宅賃料 12万円
駐車場代 2万円
食費    6万円
第1子(中学校教材、小遣いほか)  1万円
学習塾  3万円
小学校  0.5万円
スイミング 1万円
公文   1.5万円
雑費    3万円
電気・ガス 2万円
水道    1万円
通信費   2万円
車両費   4万円
小遣い(夫) 4万円
小遣い(妻) 3万円
生命保険料 2万円
学資保険料 2万円
貯金    3万円
(支出合計53万円)

貯金額 400万円

教育費のヤマ場の入り口なのに…


3年後。早いもので第1子は高校入学。そして、3つ違いの第2子も中学入学。この教育費の嵐は産まれた時から覚悟はしていたものの実際にその環境になってみると抵抗することもできず、請求されるものを言われるがまま支払いを行う。県立高校の授業料は今のところ無償になっているからとても助かるが、以前のように徴収されるようになると相当厳しい状況になるのは決定的だ。とは言っても、昼食代、通学費、教材費etc はもちろん徴収されるんだけどね。
我が家はダブルインカムで頑張っているのにとうとう月々の家計からは貯金ができなくなってしまった。。。

[第1子:15歳、第2子:12歳]
夫(47歳) 手取り32万円
妻(45歳) 手取り20万円
児童手当(12歳)  1万円
(収入合計 53万円)

住宅賃料 12万円
駐車場代 2万円
食費    6万円
第1子(高校教材・積立、小遣いほか) 1.5万円
通学費  1万円
昼食費  1万円
予備校  3万円
第2子(中学校教材・積立、小遣いほか) 1万円
学習塾  3万円
雑費    3万円
電気・ガス 2万円
水道    1万円
通信費   2万円
車両費   4万円
小遣い(夫) 4万円
小遣い(妻) 2.5万円
生命保険料 2万円
学資保険料 2万円
貯金    0万円
(支出合計53万円)

貯金額 400万円

ヤマ場突入!家計は赤字へ


さらに3年後。我が家もいよいよ教育費支出のヤマ場に突入した。。。
まず、第1子は高校3年の夏から予備校の夏期講習や冬期講習で50万は消費。さらに大学受験料だけで5校受験したため175,000円(35,000円×5校)がかかった。結果、第一志望は不合格だったものの第二志望に合格。本人も納得して入学してくれた。私立文系で入学金は110万円。2年目以降は授業料 約80万円。学資保険の満期金200万円は“予備校集中講習”“受験料”“大学入学金”でキレイに無くなってしまった…

そして、第2子。県立高校を第一志望にしていたものの不本意にも私立高校への入学になってしまった。。。本人も相当落ち込んでいるから親であるボクがお金のことでブツブツは言えないが、公立高校では授業料無償だけど、私立では授業料相当を補助してくれるという形で学校によっては全額補助にならない。ましてや、我が家は共働きで世帯収入はそこそこあるため、国から貰える補助金はもらえるけど自治体から貰える補助は対象外になってしまった。年額授業料で 約50万円と第1子同様、昼食代、通学費、教材費etcは同様に負担になる。

大学、高校の授業料は年払いだけど月々からしっかり積み立てないといけないからそれぞれ6.5万円と4万円の毎月負担になる。53万円の収入に対して61.5万円の支出、我が家の家計はとうとう完全に赤字だ… 毎月8.5万円のアカ。。。

[第1子:18歳、第2子:15歳]
夫(50歳) 手取り33万円
妻(48歳) 手取り20万円
(収入合計 53万円)

住宅賃料 12万円
駐車場代 2万円
食費    6万円
(第1子)
大学授業料 6.5万円
教材、小遣いほか 2万円
通学費  1万円
(第2子)
高校授業料 4万円
教材・積立、小遣いほか 1.5万円
通学費  1万円
昼食費  1万円
予備校  3万円
雑費    3万円
電気・ガス 2万円
水道    1万円
通信費   2万円
車両費   4万円
小遣い(夫) 4万円
小遣い(妻) 2.5万円
生命保険料 2万円
学資保険料 1万円
貯金    0万円
(支出合計61.5万円)

貯金額 400万円


後編へつづく



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