百貨店 デパート 友の会



どうも夫です。
日本銀行のマイナス金利政策のおかげで銀行の定期預金金利がゼロに近い水準になりました。そんな環境の中でにわかに注目されているのが『百貨店の友の会』です。皆さんご存知ですか?
今回はこの『百貨店の友の会』がどういうものなのかお伝えしつつ“やめたほうがいいよ”ってことをお伝えしますね(笑)

“友の会”って知っていますか?


この“友の会”は、最近は取り上げられることが多くなったので知っている人も多くなりましたが、結構昔からある百貨店・デパートのサービスです。
多くの百貨店友の会の制度内容は「毎月一定の金額を積み立てて行くと1年後の満期に、積み立て額の1か月分を上乗せした金額の商品券(またはプリペイドカード)が受取れるサービス」ですね。毎月1万円コースなら1年後は13万円(12万円+1万円)、毎月3万円コースなら39万円ですね。
単純な利回りで考えると“8.3%”になります。ネット銀行の定期預金金利でも0.2%がいいところの現在では破格の利回りなんですね。なので、女性を中心に注目を集めているわけです。

百貨店って定価販売


でもですよ、みなさんよ~く考えてみてください。
百貨店ってすべて値段が高いですよね!そりゃそうか、ほぼ定価販売ですもんね。

現在の日本はデフレであってどこのお店も値引きが横行して定価販売なんてしているお店は他にありません。そもそも法律で定価販売が決められている商品以外は定価自体がない時代なんです。値引き販売が禁止されているものとは「書籍・雑誌」「音楽ソフト(CDなど)」「新聞」「タバコ」などで再販売価格維持適用商品というものです。少し前までは一部の「化粧品」や「医薬品」もこれに含まれていました。それに加えてLOUIS VUITTONやROLEXなど国際高級ブランドは正規店であれば価格は一定に保たれています。これはメーカーからの指示なんでしょうね。

なので、前述したような商品を買うとき以外は少しでも安いお店で買うことが常識ですよね。ごく一部の方を除いては日々の食料品を百貨店で買うという人もあまりいないと思います。

つまり、百貨店・デパートというのは安さを求めて買いに行くところではなく、贅沢品を買ったり、歳暮・中元を送ったりと購入した店舗の信用やステータスが必要な場合に利用するお店なんですね。

無理矢理、消費することになる


そんな高い買い物をしに行く百貨店・デパートですが、そんなお店でしか利用できない商品券を積み立てる『百貨店の友の会』というのはそもそもお得な行為になるのでしょうか?

百貨店の友の会は8.3%の上乗せをして積立金を商品券として返してくれるわけですから、その百貨店で売っている値段を8.3%値引きにて売ってくれると考えることができます。例えば30万円のLOUIS VUITTONのバックを買いたくて1年間頑張って積み立てて買ったとしたら実質275,100円で買えることになります。また、60万円のROLEXの腕時計なら550,200円で信用できる百貨店で商品を買うことができるんです。絶対に買うぞと思ってお金を貯めるのであればこの『百貨店の友の会』はとってもお得な制度なんですね。

しかーし!!

LOUIS VUITTONもROLEXも贅沢品ですよね。一生懸命頑張って貯めたお金を銀行の定期預金に預けても大した利息が付かないからって少しでもお得な預け先を探したのに『百貨店の友の会』に投資してしまうと、消費することが前提の資産運用になってしまいます。しかも贅沢品にです。
もしもその消費する先に特にお目当ての物がない場合、友の会に入ってしまったことで無理矢理消費することになってしまいます。これって、一生懸命貯めたお金を浪費するために運用したようなものです。なので、利用する目的もないのなら『百貨店の友の会』はやめておけ!という結論に至るわけです。



いかがですか。
利回りだけを見るととてもお得な『百貨店の友の会』ですが、実は浪費を促進してしまう仕組みになっているんですね。まぁ、以前の記事『店側の気持ちを読み取る!買い物の極意』でも紹介した通り、小売業はいかに客にお金を使わせるかを考えています。小売業が考えるサービスというものは常に客に金を消費させるためのサービスですから、そのことを十分に理解した上で利用するべきなんですね。絶対に利用することが確定している消費があるのであればお得なこと間違い無しなので、自分の状況に合わせた利用の仕方が重要ですよ。
少なくとも「とりあえずお得そうだから…」といった感覚での利用は避けましょう!



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