1000万円


どうも夫です。
みなさんの貯蓄目標っておいくらですか?
1,000万円?それとも3,000万円ですか?それとも1億円ですか!?
この貯蓄目標というのはなんのための貯蓄なのかにもよりますが、人生における不測の事態や老後に備えるためなのであれば、家族構成や住居形態、さらには退職金の有無や親の介護、自身の健康状態などを見込んでの目標となるべき数値なんですよね。
今回は同じ貯蓄額でも家庭状況によってその価値に大きな違いがあることをお伝えします。

以前の記事で“1,000万円は通過点”と書きました


以前の記事『貯金1,000万円は通過点… 老後に安心できる金額とは』でも書かせてもらいましたが、1,000万円という金額は特に意味のある数値でもないし安心できる額でもありません。言うなれば、単なる通過点なわけですね。要するに、この通過点に到達したからといって自慢することでもないし、貯金のペースを緩めることができるわけではありません。

1,000万円を貯められたことが重要なのではなく、1,000万円を貯められるノウハウを身につけたことがとても重要なわけですね。さらに言えば、そのノウハウを習得する時期が30歳なのと40歳なのと50歳なのとでは後々の人生において大きな違いが出てくるのです。身につけた時期が10年違うことで、将来、数千万円もの違いが出てくるものなんですね。

貯金1,000万円の二人に見る明暗


例として以下に貯蓄1,000万円の二つの家族で比較してみようと思います。

 A家(夫:40歳)B家(夫:40歳)
家族構成妻(専業主婦)
+子供3人
妻(契約社員)
+子供1人
住居戸建て持ち家
(ローン完済75歳)
戸建て持ち家
(ローン完済60歳)
世帯年収1,000万円800万円
退職金なしあり(1,500万円)
貯蓄額1,000万円1,000万円
借入額4,500万円
(15万円/月)
2,000万円
(10万円/月)


[A家]
子供は未就学児。最近、危機感から節約に目覚め僅か3年で1,000万円を貯金。最近になり持ち家がトクだと考え、戸建てを4,500万円で購入。40歳間近でお金の勉強を始めたため、教育費や自分達の老後資金を躍起になって準備している。

[B家]
子供は小学生。結婚当初から夫婦でお金の相談を欠かさず、今に至るまで効率の良い貯蓄を心がけている。貯蓄1,000万円には37歳で到達だったが、住居は20代で持ち家購入。貯蓄よりも住宅ローンの軽減に注力して、定年までの完済と月々の返済額軽減に励みスマートな家計を構築中。

こんな二つの家族を比較するとどっちが良いのかよく分かりませんが、以下にこれから考えられる収入と支出を加えてみたいと思います。

 A家B家
60歳までの総収入2億円
(1,000万円×20年)
1億6,000万円
(800万円×20年)
借入総支払額
(利息込)
6,200万円2,300万円
教育費3,600万円
(1,200万円×3人)
1,200万円
(1,200万円×1人)
退職金0円1,500万円
現在の貯蓄額1,000万円1,000万円



そして、結果としてはこうなります。

 A家B家
定年時までの収入2億1,000万円
(2億円+1,000万円)
1億8,500万円
(1億6,000万円+2,500万円)
支出合計
※住居費、教育費
9,800万円
(6,200万円+3,600万円)
3,500万円
(2,300万円+1,200万円)
1億1,200万円1億5,000万円



総収入から支出を差し引くとA家は「1億1,200万円」、B家は「1億5,000万円」になります。この金額は40歳からの総生活費となります。例えば80歳まで生きるとすれば40年間の生活費です。

 A家B家
40年間の生活費1億1,200万円1億5,000万円
年額280万円375万円


この年額が示すものは、40歳の現在から最期を迎えるまでの住居費・教育費を差し引いた生活費となります。現時点の年収が高くても、若い頃から計画的に歩みを進めてきた人のほうが有利であるということです。さらに、年金受給を加味するとA家はシングルインカム、B家は共働きですので、年金受給の額はB家のほうが多くなりますよね。
逆にA家は収入がガクッと落ちてしまったら…、稼ぎ頭のご主人の健康状態に異変が起きたら…など、何かの不測の事態で一気に困窮することが予想できてしまいます。



いかがでしたか。
早めの家計管理をスタートすることで決して高収入ではなくても安定した生活を築くことができることが試算できました。逆に、A家のように現在は運良く高収入でなんとか出遅れた分を挽回できる見通しがたったとしても安心は禁物ですね。
家計に関しては何事もリスクを減らすことが肝心です。1,000万円を短期間で貯めることができたとしても、別にそれがスゴイことではなく今までの浪費を反省することが重要なのです。早い段階で無理のない着実な貯蓄スタイルを築いてくださいね。



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