老後破綻 転職癖 ロスジェネ 就職氷河期 ブラック企業



こんにちは☆のっち☆です。
近年のサラリーマンの皆さんにとって、転職というものはどのようなイメージをお持ちなのでしょうか。私たちアラフォー世代はロストジェネレーションと呼ばれ最悪の就職氷河期に就職活動をした世代でした。大学卒業者の内定率も90%程度で約1割の学生が就職できずに仕方なく“就職浪人”となった友人も沢山いました。就職できた人も希望した就職先から内定を貰えた人は少なく、面接を受けまくって引っかかった企業へ仕方なく就職した人が多かったものでした。そんな希望もしない企業へ就職してしまうと長続きは難しいですよね。ちょっとした苦労ですべてが嫌になって転職という道を選んでしまうことになります。
今回はそんなロスジェネ世代のTくんが転職癖がついてしまい、結局は老後破綻してしまうという悲しいお話です。

30社受けてやっと一つの内定を貰えた


僕の名前はT。準難関といわれる大学の四年だ。リクルート社から送られてくる就活雑誌やインターネットを駆使して多くの企業へエントリーをしたものの、なかなか内定まで辿り着けない。まぁ、それもそのはずかな。だってやりたい仕事とか業種ってものが無いから、面接を受けると大概見抜かれてそこで落選なんだよね。しかし、この就職氷河期にやりたい仕事にこだわりを持つほうが危険すぎやしないだろうか…。その業種がダメだった場合に進む道がなくなってしまうからね。

就職活動を半年続けて僕もやっとの思いで1社から内定をもらうことができた。
就活の初めは日本を代表するような企業でソニーやNTTなんて受けていたけど、最終的に決まったのが小売業だった。もともと商売には興味があったし、この会社だと入社数年で店長クラスまで駆け上がって、さらにはエリアマネージャーやバイヤーだったりと本部の中核に入っていけるみたいだからやりがいは十分に感じられると思う。ギリギリだったけどなかなか良い会社に入れたと思うよ。

小売業ってこんなにもブラック企業なのか…


僕を見込んで採用してくれたこの会社に恩返しができればという気持ちで入社から数年間を必死に働いてきた。毎朝8時に出社して閉店後に棚替えなどの売り場整備をして退社は深夜1時。そして翌日も8時に出社して…。さらに休日もやることが終わっていないからサービス出社して数時間で仕事をこなして遊びに行く日々。う~ん、何なんだろう、この違和感は。

そして、春の人事査定。入社以来、毎年5000円くらい昇給していたからまずまずなのかと思っていたんだけど、同期との飲み会があって給料を聞いてみると僕よりも高いじゃないか!!その差は数千円だけれども僕のほうが給料が低いっていう現実をどうしても受け入れられないよ。ちくしょう!あれだけ朝から晩まで働いて、毎日勤務時間はしっかり8時間でそれ以外はサービス残業だから、毎月もらえる残業代は3時間分くらい。大卒で25歳にもなって手取り18万円ってどうなんだよ。

ここは僕がいる世界じゃない


例の人事査定について上司のマネージャーに聞いてみたけれど帰ってきた答えが「給料のことは同期でも話をしないことだ」だってさ。おかしくね??

あぁ~、一気に仕事に対する気持ちが冷めてしまったよ。小売業はみんなで店舗運営をしていくから明らかに誰の功績だっていうのが見えにくいんだ。それなのに給料に差があること自体も理解できないし… 仕事をやっただけの評価を貰える業種ならこんな思いをすることもないよね。ということは、やっぱり“営業職”だな!

そうと決まれば、一日も早く転職するぞ。転職サイトに登録してスカウトを待ちながら、転職斡旋会社にも登録しよう。この若さなら新しい仕事もすぐに決まるさ。


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就職氷河期に就職しなくてはならなかったT君は希望の職種や業種を考えられず、手当たり次第に応募を続けてしまったことが失敗の始まりでした。ようやく就職できた小売業にもやりがいを感じながらもどこかしら目指している自分との違いを感じてしまったのでしょうか。糸の切れてしまったT君はこのあとどうなっていくのでしょう。



中編へつづく



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