
どうも夫です。
子供一人にかかる教育費は1,000万円~2,000万円と言われていますが、みなさんのご家庭では準備はしっかりされていますか?これだけの金額なので“はいっ!”と出せるご家庭も少ないと思います。
ということで、今回からは教育費について書かせてもらいます。
一人最低1,000万円って本当!?
子供一人が大学卒業までにかかる教育費は最低1,000万円と言われています。これが本当なら子供二人で2,000万円、三人で3,000万円と子供が多いほどお金がかかる計算で、金額だけをみてしまうとゾッとしますよね。実際のところ、この金額は本当なのでしょうか。
文部科学省『平成24年度「子供の学習費調査」の結果について』によると幼稚園~高校卒業までの教育費は以下のように報告されています。
◯区分ごとの学習費総額
幼稚園(3年間) 公立:659,363円
私立:1,461,564円
小学校(6年間) 公立:1,829,736円
私立:8,538,499円
中学校(3年間) 公立:1,351,309円
私立:3,887,526円
高校(3年間) 公立:1,158,863円
私立:2,886,198円
※「学習費総額」とは授業料のほか“給食費”や“塾・習い事”も含みます。
◯モデルケース合計(幼稚園→小学校→中学校→高校)
公立 → 公立 → 公立 → 公立 4,999,271円
私立 → 公立 → 公立 → 公立 5,801,472円
公立 → 公立 → 公立 → 私立 6,726,606 円
私立 → 公立 → 私立 → 私立 10,065,024円
私立 → 私立 → 私立 → 私立 16,773,787円
◯大学の学費(4年間合計)
国立大学 2,426,000円
私立大学文科系 3,798,000円
私立大学理科系 5,164,000円
※文部科学省調べ
いかがですか。
幼稚園から高校まで私立校へ通わせるだけで1,600万円。そして、私立大学文科系に行けば約400万円。つまり、2,000万円が必要になります。運良くすべて公立・国立大学と進学できた場合でも750万円。値幅では750万円~2,200万円と進路によっては相当な金額が必要になることが分かりますね。さらに、一人暮らしをさせたり、薬学部や医学部・歯学部を希望すれば大幅にプラスαとなります。
結論としては、子供一人にかかる教育費は最低1,000万円というのは真実だと認識して対策を取る必要がありそうですね。
次回『こうやって乗り越えよう!教育費対策』ではどうやってこの教育費の対策を家庭として取っていくかを考えたいと思います。


